夏が短かった分、秋が長くてステキ。

暑いのも寒いのも嫌いなはなです。

こんにちわ。



窓を開け放てば涼しい風が家の中を吹き抜けるこの季節。

窓辺においたかつてのおもちゃ箱の中では、そんな心地よさに流されて、



惰眠をむさぼる猫がひとり。



朝も早くから大騒ぎして走り回った挙句、お腹ペッコペコになってゴハンを要求し、食欲のままに食べた結果がコレ。

まるいお腹さらして爆睡。



ものすごい勢いでマッチョになっていくな、お前は。

こんなナリして触るとちょっと硬いとか、どんなギャップ萌え。


 

 

 


起きた。



なんか見つけた。



ちーちゃんは、起きて1秒で動けるタイプ。

1分後には飯だって食えるタイプ。



座りなおして狙いを定める。



狙っているのは、



この白いゴムたち。



かつて、このゆりかご型キャットタワーが新品だった頃。

この白いゴムの先には、ねずみのおもちゃがくっついていた。

それを引っ張ると、くっついてるねずみがびょんびょんはねた。

なるほどこれは楽しそうだとはなが思った翌日、

すべてのゴムの先からねずみは消え失せた。



ゴムから離れたねずみは、新しいちーのおもちゃ箱に入っている。

一度も遊ばれることなく、ただ入っている。



「ゴムのついてねぇねずみはただのねずみだ」

                -ハナコ・ロッソ(痩せないの豚)


 

 

 
ついてたねずみはそんな扱いなのに、5cmほど残ったこの白いゴムはまさかのちょっと人気。

視界に入ると、手が伸びる。

そそられちゃう何かがこいつにはあるらしい。



えいえい。







ガブー。



びよーーん。



反動でひっくり返る。

さらにずり落ちる。



なぜならこれは半円状のゆりかごだから。



はさ、はさまった・・・。



力をこめて起き上がろうとするも、



みてる?



すぐに気がとっちらかるタイプ。



見てるよ。

なんなら写真も撮ってるよ。

おまたパッカンもバッチリ激写だよ。



起き上がる途中で



こんなとこにも白いゴム発見。



びよーーん。



あ、バカ。

そんな位置でそんなことすると、



ぼくだいぴんち。



まっさかさまになりかけてるゆりがごに、しがみついて耐えるちー。



・・・ひとつ教えといてやるけど。

お前がしがみついてる柱の先、

ゆりかごに固定されてないから。



ちーが転がり落ちるまで、あと数秒。


 

 

 
真横30cmの距離でこれだけキャッキャウフフしてるのに、



微動だにせず寝続けるごまたん。



生きてるかと声かけたら、







シッポの先で返事きた。

省エネが過ぎる。