昼寝から起きたら、



なぜかティッシュが大参事。



ゴサッといっとる、ゴサッと。

昨日はなが満タンつめといたティッシュたちが、1枚残らずごさっといっとる。



透明の箱がティッシュケース。

昼寝前には、間違いなくテーブルの上に置いてあった。



それが今や、



まめの素敵なベッドに早変わり♪



くそう。

やったのは誰だ。

まめか?



ちーか?



あじくんか?



れんねか?


 

 
でも。

犯人がわかったところで、どのみちあのティッシュはもう使えない。

後はゴミになるだけならば、せめて最後のおつとめで、まめに素敵な眠りを提供してあげよう。



ティッシュのベッドに埋もれるまめをそのままに、はなはそーっと晩御飯の買い物に出かけた。


 

 

 
1時間後。



家に帰ると、



誰かひろげたやつがいる。



はなの見通し甘すぎた。

被害拡大。

掃除超めんどくさい。



もおお!

やったの誰よ!

すっかり姿くらましてるまめ!?

れんね!?



高みの見物のあじくん!?



はなと絶対目ぇ合わさないちー!?



それとも。

テーブルの下に隠れてるつもりのライライ!?



なんでドヤ顔?
 

 
・・・なんかはな、犯人、わかっちゃった気がする。


 

 

 
ただ。

犯人わかってもわかんなくても、結局掃除は人間の役目。

猫の肉球は可愛いくてちょっと香ばしいにおいする以外何の役にも立たん。

ちゃあんと片付けましたさ。

ぶっちぶちに千切れて、残骸と化したティッシュたちを、ごみ袋片手にちまちまちまちまと。

まーちゃんがな。

アヒャ。