人に言われて知ったこと。



“うちの猫は、全体的にみんなデカい”
 

 
横もしっかりあるけれど、そもそも縦が大きいらしい。

確かに、茶トラ兄弟やあじくん、ごまなんて、太ってない頃でも軽く5kgは超えていた。



はなはずっと、よそ様の猫は小さくて可愛いなと思ってた。

けど間違ってた。

うちのがデカいだけだった。



昔、ごまがそれはそれは太ってデカかった時代。

キャリーに入れなかったので、苦肉の策で中型犬用ハーネスをつけて病院に通っていたことがあった。

待合室では、キャリーじゃないので隠れるところがないごまをずっと抱いていた。

そこで、なんかやたらと視線を感じるなと思っていたら、知らないオバチャンに話しかけられた。



「それは・・・猫よね?」



何に見えましたかね。


 

 

 
でも、大きい=強いに結びつかないのが猫。

事実、我が家の最強の座に君臨しているのは、2kgちょっとしかないルナ様だ。

後から入ってくる子猫にも、半年もすれば追い抜かれてしまうそのサイズ。

ボスになるような器は持ち合わせてないので、支持してくれる層はないが、とにかくもうやたらめったら強い。



ルナ様、誰よりもマイペースで勝手気ままに生きてるのに大きくならなかったね。(失礼)



アタシ、可愛いからいーの。



そうだね。

でも、気づいてあげて。



こっちゃん踏んでるよ。



兄ちゃん猫をへっちゃらで尻に敷くのはやめなさい。

「可愛さ」(と「凶暴さ」)でできてるルナ様に、「優しさ」も追加希望。



なんて、切々と語っても、ぬかに釘、馬の耳に念仏、ちーにお説教



なんか怒られてるみたいだからー。

アタシの部屋に帰るー。



気になんてするはずがない。

だって彼女は

自由人。



こっちゃんの上からどいてくれたのはありがとう。

でもそれ、ルナの部屋じゃないからね!

みんなのだからね!

誰か先に入ってても、

殴って追い出したらダメだからね!
 

 

 


抵抗も攻撃もしずにじっとしてたこっちゃん。

優しいとも言うが、チキンとも言う。



そう。

うちの野郎どもは、

「ルナには逆らっちゃいけない」という教えが、遺伝子レベルで浸透してる。



ルナ・・・恐ろしい子!