前々回のお話。

 茶トラ爺猫がハゲを作って投薬生活が始まったので、グリニーズピルポケットを使ってみた。



前回のお話。

 グリニーズピルポケットを好きになったこっちゃんと受け付けないぴっくんとお相伴にあずかるちー。


 

 

 
茶トラ爺猫2匹がハゲを作り、病院にかかってから2週間がたった。

もらっていた薬がなくなったので、2週間前に先生に言われた通り、ハゲのひどかったこっちゃんだけ連れて病院へ行くことにした。



こっちゃんはいつもの窓辺で、外を見ながらまったり中。



こっちゃん、病院行くよー。



俺か?



違います。

ぴっくん、前回ひぃひぃ鳴きっぱなしだったくせに行きたいの?



行きたくないですおやすみなさい。



・・・はい、おやすみなさい。



それと、こっちゃん。

無視してもダメだよ。

耳、こっち向いちゃってるから聞こえてるのバレバレだよ。


 

 
こっちゃんの今のハゲはこんな感じ。



遠目だと、2週間前と変わってないように感じるほど、まだしっかりハゲてる。



アップ。



さらにアップ。



わかりにくいけど、ハゲと毛の境目のあたりはだいぶ毛が生え始めた。

2週間前にはあった大きなかさぶたもとれて、見た目の痛々しさもなくなった。

これでいい方向に向かってるならいいけど。


 

 
こっちゃん、そのままあっさり捕獲。


 

 
物音たててたら必ずくるやじうま野郎ちー、



今回もちゃんと降臨

キャリーの中でにゃあにゃあ鳴くこっちゃんをしげしげ見つめ、



妙に余裕を出し始める。



こっちゃんの声に反応したぴっくん登場。



・・・おまえ、何してんの?



立ち去るぴっくん。



優雅に大あくび。



病院を察知しイヤダイヤダと鳴くこっちゃんを、穏やかな目で見つめるちー。



何様なんだおまえは。


 

 
キャリーにすがりつくちーはっさっさと払いのけて、車で3分の病院へ。

前回診察券を受け取り忘れたことを、診察券を出す段階で知る。

雨だからか、診察は待ち1件。

可愛い柴犬風のワンコが、ずっとおりこうに座ってた。



こっちゃんの診察結果は、いたって順調。

毛も生え始めてるし、皮膚もきれいになってるし、本人も元気だし、問題なし。



少し気になってた、フケのように白く粉ふいてる状態になってる皮膚は、むしろ正常なんだそう。

猫の皮膚は3週間サイクルで新しくなるらしく、こっちゃんの白く粉ふいてる皮膚は、古い皮膚が新しい皮膚に押し出されてる状態らしい。

ハゲの真ん中あたりの、やけにつるつるした皮膚のほうが本来の姿ではなくて、猫の舌で根こそぎなめとってしまった結果なので、

そうなってしまった皮膚のところは毛が生えてくるのはもう少しかかると言われた。



それでも経過はいいので、カビを抑えて皮膚をきれいにしてくれる薬はこのまま続行。

ただし、1日おきに変更。

そのまま1と2週間薬を飲んで、異常がなければそれで通院も投薬もおしまい。



見た目はまだひどいけど、完治が見えてきて一安心だ。


 

 
お会計の時。

看護師のお姉さんに

「グリニーズピルポケットまだあります?」

と声かけられた。

グリニーズピルポケット1袋には、例え茶トラ爺猫2匹が14日分ずつ順調に消費したとしても全然足りる数が入っていたので、

ちょっとだけ不思議に思いつつ、

「余ってるので大丈夫です」

と答えた。

看護師のお姉さんは、そうですかーとにこにこしながら

「けっこう足りなくなっちゃう人多いのでー」

と言った。



グリニーズピルポケットというのは、猫がチョーダイチョーダイして困っちゃうわーってなるのが正解の商品なんだというのを再確認した。


 

  

 
帰宅後。

キャリーをあけた瞬間にダッシュで逃げたこっちゃん。

どこへ行ったのかなと探したら、



キャットタワーに乱入してた。



横のまめがめっちゃ狭そうですけど。



今日は昼寝邪魔されて眠いこっちゃん、



もう起きれないそうで、しっぽでおやすみなさいされた。



はい、おやすみなさい。

病院お疲れさんでした。