今日はうー爺の歯石とり手術。
2回目3年ぶり。
朝から水とゴハンを下げて、午前中に病院に行き午後の診察で連れて帰る。
いわゆる日帰り入院。
全身麻酔で料金はおよそ3万円。

つい先日までじわじわと出血していた口も、結局詳しいことはわからずじまい。
それもこれも全身麻酔で口の中をしっかり見れば、理由も状態もわかるだろうという算段。
猫はなかなか思うようには診察させてくれないので、こういう選択もやむなしだと思う。
子猫のころから全身くまなく触っておくのって、本当に大事だと思うわ。
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朝、ご機嫌で外を見てたうー爺。
お腹すいてるのもお水がないのもさほど気にした様子はない。

今がチャンスと身支度してキャリーを持てばあら不思議。
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この表情。

一瞬で全てを理解した年の功ぶん賢い爺。
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今朝のお口はいたって穏やか。
この中の秘密が今日わかる。
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そんな顔しても連れてきますよ。

さあ、日帰り入院スタート。

体重3.2kg。
ゆうべまでは食事もできてた。
体調も元気も問題無。

今回は歯石とりと一緒に採血して心臓バイオマーカーもやる予定。
心臓バイオマーカーとは採血で心臓病を調べる新しい検査キット。
心筋症のうー爺の心臓の状態を、この際だからできる限り調べてもらう。

他の処置については、口の中を見てから考える。
何かあれば病院から連絡が来る。
口内の異変に何か原因があった方がいいのかない方がいいのか。
どちらも一長一短で祈りにくいけど、とにかく無事に終わることを願っていったん帰宅。
夕方まではなは自宅待機でうーを待つ。

もう一度病院へ着いたのは夕方6時頃。
少しだけ待って診察室に呼ばれると、見せられたのは思ったより綺麗なうーの口内写真だった。

「出血元が特定できないくらいにはいろんなところがぐずぐずになっている」
「でも、舌に関しては真ん中の糸状乳頭(猫の舌のザラザラとげ部分)がなくなってる以外は炎症もなくきれいなもの」
「前歯なんてぴかぴか綺麗」
「悪いのはサイドの歯まわりの歯肉と上下の奥歯の間。あと犬歯まわり」
「痛いことは間違いないが、歯石をとったことによって改善される可能性は十分ある」
対処療法しかないのは変わらないけれど、少しだけ前向きになれる結果となった。

口内炎は、ウイルス性のものだとあまり良くならないという。
猫自身がウイルスを持っていたりとか、なりやすい要素というものもあるらしい。
そう言われれば、確かにうーやごまはひどいけど、同年齢で同じものを食べてるからってみんながみんな口内炎を発症してるわけじゃない。
かと思えば、ちーちゃんはかなり若いうちから口内炎があると言われている。
口の中がにおう子は、そういうウイルスを持ってる可能性があるそうだ。
うーもごまもちーちゃんも、お口はとてもくさいと思う。

痛み止め注射は1週間なので、来週もまた通院に行く。
口の中が落ち着いてきたら、心臓の薬のフォルテコールも復活予定。
サプリメントのプラセンタは、こういう状態で効果があった報告があるので直接患部にかけたりする治療を試してみる予定。
プラセンタはお高いけれど、副作用ゼロで効果は広いので継続して飲むことも考えている。

病院ではキャリーの中で平たくなって借りてきた猫だったう―爺。
家に帰ると、一瞬周りを見回した後大爆発。
ぎゃあぎゃあ鳴いて。
ゴハン食べて。
お水飲んで。
満腹になったらひと眠りして。
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起きたらもう離れない。

よく頑張ったねって褒めたいけど、はなを見る目がどこか恨みがましいのは気のせいかしら。
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お疲れ様。
大変だったね。

右手のテープはは採血の跡。
生々しいからきっと暴れたと思われる。
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ゆっくりお休み。
もう(来週まで)怖いことないよ。
おくちはきっとこれから良くなるよ。
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ワシ、
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がんばった。

うん、そうだね。

うー爺、ご帰還。
任務完了。
よく頑張った。
ヘタレなのにお疲れ様でした。