いち、ニコ、ミラがねこもり家に来て5日がたった。
3人とも、下痢はすっかり改善した。
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いちにいたっては、ものすごい勢いで力と体力をつけ始めている。

たまにミルクを飲みすぎると緩くなることはあるけれど、理由が明確なので問題無。
このままコクシジウムもいなくなってくれたらいいと思う。
とても元気に、そりゃもう元気に、ちょっとはながひくほど元気にお過ごし中だ。

ただひとつ、きがかりなことがある。
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ニコのおしっこ問題だ。

ねこもり家に来た当初、ぱんぱんに腫れていたちんちんはまともにおしっこが出てこずに、踏ん張るたびに1滴2滴しか出ないのを回数でカバーしている状態だった。
病院でも結論は出ずに経過観察を余儀なくされた。
エコーで膀胱を見ても予想外に綺麗なのにおしっこはたまっている。
でも、多少なりともでているから、問題は起きていない。
採尿しようにも、一番細いカテーテルが尿道に入らない事態が勃発。

先天性の尿道狭窄の奇形か。
後天性のちんちん舐められ腫れのせいか。

ニコたちを保護してくれたOさんに連絡を取って、ねこもり家に来る前の様子を聞いてみた。
最初ものすごく小さかったニコ達は、お尻を刺激しておしっこを出してもらっていた。
その時も、ニコは出たりでなかったりとムラはあったが、その後隔離されたことでおしっこの量がおかしいことがわかったらしい。
正常だった時代は、どうやらなかったようだ。

まずはコクシジウムと共に1週間舐めないようカラーをつけて様子を見てみることになったが、5日過ぎてもニコのおしっこ事情は何ひとつ変わっていない。
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ちん舐め女王も、当然ちん断ちさせられている。

悪くなっていないのが救いだが、腫れのせいなら5日という時間で少しくらい改善してもよさそうなのにと思ってしまう。
おしっこなんて、全く出なければわずか1日であの世行きだ。

コクシジウムは、時間をかければきっと治る。
でも、ニコの尿道は何らかの決断がいりそうだ。

<本編>
日がな一日遊ぶのが仕事の子猫たち。
みんなすくすく成長してる。

どの子も愛情いっぱいに。
どの子もお腹いっぱいに。
変わりなく分け隔てなく育ててるつもりだけど、
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やー!
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ぎゃー!
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とー!
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・・・。

消えるいっち。

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まいる!
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ぜんしん!
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ばちん。
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でもやめなーい。
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いいかげんにしてよ!

衝撃のいっち。

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びょん。

跳ぶいっち。

いっちの腕白ぶりが桁外れ。

ニコミラ、必死。
毎日、必死。
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がぶー。

とりあえず、頑張れ。(無責任)