ある日、
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うーを抱えて気がついた。

・・・あれ。
・・・なんか。
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背中。
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左腹。
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右肩。

お前、めっちゃハゲてね?

よく見れば、そこら中にうーの毛が散乱。
口の周りにも舐めとった毛束の名残が付着。
どうやらこれ全部うーが舐めてしまった跡らしい。
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年末で慌ただしい中、嫌がる爺抱えて病院に駆け込んだ。

診察結果は、自傷行為。
病気、怪我は特になし。
状況から判断するに、原因はたぶんエアコンの風。
熱風が当たって熱くなって掻きむしったんじゃないかと推測。
熱と乾燥がダメだった模様。

猫部屋の暖房を考える時に、一番危なくないと思って選んだエアコン。
電気屋さんも太鼓判を押してたのに、こんなところに落とし穴。
思わず、エアコンて安全だと思ってたのにと呟けば、院長から衝撃発言。

「エアコンで低温やけどになるよ」

なんでも、エアコンやファンヒーターの熱風をずっと浴び続けていると、皮膚の中までゆっくりじっくりしっかり熱され低温やけどが起こるらしい。
レアケースではなく、条件さえ合えばけっこう起こる事例だと言う。
風が直接当たらないよう気を付ける必要があったんだ。
全然知らなかった。
こたつやあんかで気を付けることはあっても、熱風系では無関係だと思ってた。
むしろ火を使っていて一見危なく見える古典的な石油ストーブの方が、案外大きなけがにはつながらないんだそうだ。
よく聞くストーブに近づきすぎて毛が焦げたとか聞くけれど、それだけですむので低温やけどのような状態にまでいかないらしい。

幸いなことに、うーちゃんは低温やけどではないただのハゲ。
低温やけどだったら赤くなる皮膚が、白くきれいなままだった。
今のうちに環境を変えてやらねばならぬ。
むき出しの皮膚には塗る保湿クリームをいただいた。

でも、まだ病院がやってるうちでよかった。
これが正月休み入ってたらと思うと肝が冷える。
去年は確か最終日の30日に、つっくんの下痢で駆け込んだ。
こういうタイミングでことを起こすタイプだ。
その前に「よいお年を!」とあいさつした後だったから、行くのが恥ずかしかったのを覚えてる。
今年も最後に「よいお年を!」とあいさつしたら、院長から「またすぐ来るんじゃないのー?」と笑われた。

もう、そんなことあるわけないじゃん。
今年は、うーちゃんは滑り込みセーフだったし。
ねこもり家みんな元気です!
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…まま、ぼくおめめいたいの。
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ひだりめ、ぱんぱんなの。

はい、フラグ。

ゆうべまでなんともなかった左目が今日の昼にはぽんぽこりんで開かないレベル。
腫れがひどいので、みっちり眼球診てもらったら、うすーく擦り傷が見つかった。
たぶん、軽いレベルで目を怪我したのをきっかけに、つっくんが保持する猫風邪が発症。
怪我と猫風邪のコラボレーションでぽんぽこりんになるまで腫れた。
そういうことじゃないかという診断だった。

1日4回の目薬2本。
恐れていた注射はなし。
ちなみに、猫風邪ももはや人生の友なので打つ手なし。
院長に先生に看護師ちゃんたちに、「もう一回『よいお年を』言いますか?」と笑われて帰宅。

去年は30日。
今年は29日。
年末の呪い、未だ解けず。
穏やかな年末年始はねこもり家にはやってこない。

つっくん、何かあるなら早めにね。
今年の病院は明日の昼でおしまいよ。
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・・・。
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わかったの!

…はよ治せよ。