去年の秋。
人生で初めて見る子猫に理解力が越えてしまったつっくん。
あの時は、かなり慎重に時間と余裕をもって対面させたつもりだったけれど、予想以上に許容範囲のせまかったつっくんは大パニック。
そして、何だこいつらと全力拒否反応。
連日連夜、シャーだのフーだの大騒ぎだった。

それが今、
IMG_6258
あらやだ。
IMG_6259
かわいいおとうとふたりをはっけん。
IMG_6209
おいでわがおとうとたちよ。

LOVE子猫。

強引にねじこみ輪に混ざる。

何がきっかけでその心境にたどり着いたのかは一切不明。
だが、だんだんと慣れて馴染んでいくとうちに、こいつらちっとも怖くないどころかどうやらなんだか楽しそうだと気づいたらしい。
少しずつ少しずつ自分から距離を詰めるようになり、今ではすっかり子猫大好き。
ぜひともその仲間に入りたい。
IMG_6212
ぼくにすべてまかせるの。
ぎゅっと抱きしめあう茶色。
IMG_6213
毛づくろいをしてあげたい兄貴。
その額には突き刺さるあんよ。
IMG_6214
いいからぼくにまかせるの。
力づくで毛づくろい開始。

なのに
IMG_6215
ズビシ。

顔面後ろ蹴り。

IMG_6219
何が起きたかわからない兄貴。

つっくんはただ可愛い弟に毛づくろいをしてあげたいだけ。
完全に善意。
素敵な優しさ。
あわよくば仲良くなりたいなんてちょびっとしか思ってない。

だから再挑戦。
オミソは残念でもハートは強い。
IMG_6224
ぼくにすべてまかせるの。
ぎゅっと抱きしめあう茶色。

なんだそのデジャヴ。

IMG_6225
そのままするりと小さなふところへもぐりこむ。
IMG_6226
目の前はふかふか胸毛。
念願の毛づくろい開始。
IMG_6227
と思いきや
IMG_6228
ケリケリケリケリ。

蹴り無双。

IMG_6229
さすがに状況を理解した兄貴。

ぼくけづくろいしてあげたいだけなのに。
どうしてけるの。
こねこばかねこ。
IMG_6236
もうゆるさないの。
おさえこんじゃうの。
IMG_6232
そしてなめるの!
力技。

しかし
IMG_6237
はなして!
振り払われる手。
IMG_6234
なにすんの!
やり返される兄貴
そして、

争いは同じレベルでしか起こらないという事実。

もはや目的は消え失せた。
目の前にいるのはただの敵。
覚えているのは相手が自分を叩いた瞬間。
IMG_6245
やー!
きゃー!
IMG_6246
やったなー!
いやー!
IMG_6250
おおおお!
混ざりあう茶色。

いい加減にやめときなさい!

IMG_6253
・・・。
IMG_6238
不服な顔やめろ。