夜も更けて。
時間がゆったり流れる中。
ミルクたっぷりコーヒーブレイク中のはな。
やるべきことは終わったし、今日はもう布団に入って眠るだけ。
一日の終わり。
優雅なひととき。
まったりとした癒しの時間。

なのに。
IMG_0030
おい!
大事件じゃ!
IMG_0031
ワシ今大ピンチ!

爺の叫びで現実ご帰還。

うちの爺さんおおむねいつも大ピンチ。

夜中に叫んでどうしたの。
うーちゃん、みんな寝てる時間よ。
IMG_0019
知っておる。
ワシも寝ようと思ったんじゃ。

・・・じゃがな。
IMG_0021
・・・。
IMG_0020
おるな。
IMG_0022
・・・。
IMG_0023
・・・おるな。
IMG_0026
うーちゃんのマイホームに
IMG_0027
おもうふふかふか。
おへやひろびろ。
これからここぼくのしんきょ。

ちーちゃんがいる。

何してくれてんだ灰毛坊主。

もともと、ちーちゃんがうーちゃんをいじめるために必要になったうーの巣の存在。
周りが気になって落ち着いて眠れなくなったうーのために、頑丈な段ボールを巣にはめ込んで中に雪だるまハウスを設置。
今ではそこかはなの膝でしか安心して眠れないほどうーの生活に溶け込んだ。
大切な大切なうーちゃんのおうち雪うさぎ。

というわけで!
元凶のちーちゃんはそこで寝る権利なし。
今すぐ出て、そこをうーちゃんに返しなさい!
IMG_0034
だめ。
ぼく。
もう。
むり。
IMG_0035
スヤァ。

寝てんじゃねえよ。

ごめんね。
あの後手を突っ込んで引っ張ったけど、取り返すの無理だった。
それはそれは必死の形相で抵抗する7kgをどうしても引っ張り出せなかった。
IMG_0042
ワシ、寝るとこない。
ワシ、今日寝れない。

わかったよ。
今日は特別にはなの膝で寝ていいよ。
ちーちゃんがごめんね。
怖かったよね。

はいどうぞ。
IMG_0040
・・・。
IMG_0038
もっと撫でろ。

わりと図太い。

眠るうーを膝にのせて、今日は徹夜確定のはな。
パソコン画面にうつる新たな猫ハウスを、そっとポチッた。