ごまたんが調子が悪い。
ぐったりとして、食事を全くとらなくなった。
これは、はなの覚書用備忘録である。

記載歴。
6月21日。金曜日。深夜。
6月22日。土曜日。夕方。
6月23日。日曜日。午後6時。
6月23日。日曜日。午後9時。
6月24日。月曜日。午前0時。
6月24日。月曜日。午前2時。
6月24日。月曜日。午前5時。
6月24日。月曜日。午前9時。
6月24日。月曜日。午後9時。
6月25日。火曜日。午前9時。
6月25日。火曜日。午後8時。
6月26日。水曜日。午後4時。
6月26日。水曜日。午後8時。
6月26日。水曜日。午後10時。

<随時追記有の覚書備忘録> 下に行くほど新しいです。

6月21日。金曜日。深夜。
ごまの異変に気付く。
でも、まだいつものことと思えるレベルだった。
食欲はあるのに、ゴハンが入っていかないようで欲しがっては少し食べてやめるを繰り返す。
吐くまではいかないけれど、嘔吐感もあるようだ。
様子見をしつつ、土曜日に病院へ行くことを決める。
その時は、吐き気止めと口内炎の痛み止めをしてもらえばいいと思っていた。

6月22日。土曜日。夕方。
病院へ行く。
1日様子を見たが、1状態は変わらないどころか悪化。
今日は食事を欲しいとさえ言わなくなった。
ひたすら水だけを欲し、ずっと人目につかないところで横になっている。
病人では、希望通り吐き気止めと痛み止めの注射と皮下輸液をしっかりめにうってもらった。
体重は4.1kg。
ここ数カ月、ゆっくりゆっくり落ちている。
ただ、まだ抵抗するくらい元気はあったし、夜にはちゅーるを1本食べた。

6月23日。日曜日。午後6時。
明らかにごまの様子がおかしい。
昨日の病院後から、改善するどころか悪化が止まらず。

今日にいたっては
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ちゅーるやまぐろさえも拒否。

のっそりと起きてきて水を飲む以外、相変わらず人目に付きにくいところで横になっている。
元気がないというよりは、しんどいといった感じ。
今日はトイレに行っているのを見ていないし、腕には昨日の皮下輸液が吸収されずに残っている。
明日の朝一で病院に行こう。
疑ってるのは、腎臓系とよっぽどないと思うけど肝リピドーシス。
まずはそこまで
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頑張れ、ごま。

6月23日。日曜日。午後9時。
皮膚を触ると脱水傾向があることを発見。
あと、お腹がけっこう張っている。
調子が悪い時用にと置いてあった皮下輸液セットで150ml皮下輸液。
嫌がって抵抗する態度は見せた。
そのあとはまたみかんに籠る。
相変わらず食欲はない模様。
かつおぶしを目の前においても、においを少し楽しんだだけで終わった。

6月24日。月曜日。午前0時。
システムトイレの砂が、茶色く濡れているのを発見。
しゃびしゃびの茶色い水のようだけど、たぶんごまのうんちだと思われる。
というか、ごまじゃなかったら大問題レベルの水様便だ。
止まっていたお腹が動き出してくれたのか。
それとも、ついに下痢まで始まったのか。
ごまは相変わらずみかんの中でうつらうつらしている。
内情はわからないけど、これがいい方向に向かってくれたらいいと思う。

6月24日。月曜日。午前2時。
ごまは、相変わらず目をあけたままうつらうつら状態
でも、思い立ってちゅーるをあげてみたら、
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食べた。
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食べた!
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食べきった!
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今はまたうつらうつら状態に戻り中。

朝になったら少しでも良くなってるといいな。
病院開始まであと7時間。

6月24日。月曜日。午前5時。
脱水していた皮膚はだいぶ正常に戻ってきた。
皮下輸液は正解だったようだ。
でも、食事は完全拒否。
食事を出されたことが嫌だったのか、床やベッドをうろうろした挙句またみかんに籠った。
そろそろ肝リピの足音が怖い。
病院開始まであと4時間。
長い。

6月24日。月曜日。午前9時。
1時間だけ仮眠をとって目覚めたら、ごまが隣に横たわってた。
「しんどい」より「さみしい」が勝ってくれたんだろうか?
だったら嬉しい。
皮下輸液以降、少しだけ体に力が戻った気がする。
脱水はほんとに怖い。

そのごまを抱きしめて向かったいつもの病院では、ごまは半日預かりになった。
体重4.0kg。
血液検査の結果は、カリウムは低いけど心配だった腎臓は問題無。
お腹がまだ張ってることを考えると、何らかの理由でお腹の動きが悪くなっているんじゃないかという診断だった。
お腹の動きをよくする注射をうつことは簡単だけど、気になるのはもう丸二日ごまがまともに食べれていないこと。
1度肝リピドーシスをやっているということは2度めも当然あるということ。
先生と相談した結果、「待てない」と判断。
ごまは、半日預かりで病院で栄養天敵と治療を受けることになった。
お迎えは夜7時。
はなはちょっと休もうと思う。

6月24日。月曜日。午後9時。
病院からごまたん帰宅。
半日分の栄養と吐き気止めを点滴してもらった結果、少し元気が戻った模様。
一日中ずっと怒っていたらしい。
昨日は怒れる気力もなかったことを考えると大進歩だ。

先生は、ごまのカルテをめくりながら「膵炎だと思う」と言った。
今回はマーカーをしたわけじゃないので断言はできないが、前回膵炎をやった時(この時はマーカーもやって膵炎であることが確定していた)と血液検査の数値も今の症状も似ている。
膵炎だと確定してもしなくてもやる治療は変わらないのでこのまま行くと言われた。
その治療は、今ある症状を抑えることがメイン。
まずは断続的に続いている吐き気を止める。
さらに、ほぼ制止しかけているお腹の機能を動かす。
そして、ごまの食欲の復活を目指す。
やれることはすべてやってもらった。

帰宅後、怒っていたごまたんはおしっことうんちを連続でぶちかました。
そして、お腹がすいたと大さわぎ。
食事は拒否だったけれど、おやつのスープをふたつ完食。
もちろん嘔吐は一切なし。
気づけば課題の3点を100%でないが全てクリア。
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今、少し痩せてしまった彼は数日ぶりにゆったりしているように見える。

6月25日。火曜日。午前6時。
ごまにほっぺをつつかれて目が覚めた。
寝ぼけたまま背中を撫でると、ここ数日で痩せたのがよくわかるほど骨ばっていた。
何か欲しそうな顔をしていたので、いつものパウチを出すと案の定拒否。
ちびたちがおいしそうに取り合っても冷たい視線。
じゃあと、夕べ買いだめてきたいやつスープを出すとがっついて食べた。
物足りないと言うので、ちゅーるも一本。
いつものおやつちゅーるではなく総合栄養食になっているものを出したけど、ぺろりと完食。
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カロリーがとれたので、今朝は少しだけ穏やかな始まり。

6月25日。火曜日。午後8時。
シーバの新製品の総合栄養食(パキッとプチッとするやつ)を3口ほど食べた。
総合栄養食のちゅーるをのぞけば数日ぶりのゴハン。
スープ状のおやつはなんとか入っても、ゴハンものはしんどそう。
やっとやっと食べてる感じ。

半年前に膵炎をやった記事を見直した。
今回もそっくりだった。
このまま食欲が出てくれればいいと思う。
今日は、ごまの食べれそうなものをかたっぱしから買い込んできた。
順番に試していこうと思う。

とりあえず、
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うんちはそこそこのモノが出るようになった。
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一応身にはなってる模様。

6月26日。水曜日。午後4時。
少しずつ少しづつゴハンを食べれるようになってきた気がする。
今までの量は到底無理だけれど、お腹すいたとねだりにくるようになった。
好物の鮎をやいてやると、喜んで食べてくれた。
眠れなさそうに目をあけたまま横たわることもなくなった。
少しずつ回復しているのかもしれないと思う。
今日皮下輸液して、明日また病院に行く予定。
がんばれ。

6月26日。水曜日。午後8時。
晩御飯を少ししか食べなかったごま。
はなはその背を目で追っていた。
調子悪いかな。
ゴハン飽きちゃったかな。
なんせ心配は尽きない。

当のごまは、お水を飲んで、毛づくろい。
そして、トコトコ階段の踊り場に歩いて行って
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ゴロリ。
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この態度。
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…気分いいだろ、お前。

峠、超えたね。

6月26日。水曜日。午後10時。
でもうんちは白い。
膵炎であることはほぼ確定。