ミニオンズキャリーの最初の使用者は、
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予想通りごまたんでした。
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ばななとぱんだ。

いっちゃん、煽らない。

6月末に体調を崩してから、病院通いの続くごまたん。
嘔吐も下痢もないけれど、じんわりした体重減少が止まらない。
15歳になった年齢を考えればしょうがない部分も大きいけれど、背中に浮き出た骨の感触はそれだけではない気もしてしまう。
先生は、悪性リンパ腫再発の可能性も視野に入れてると言った。

それでも、どうしたって推測での治療になる。
膵炎はマーカーで調べられるけれど、ごまの悪性リンパ腫は超音波に何も映らなかったタイプ。
お腹の中で何かが起きていても、こちらからは知る手段はない。
もちろん、生体検査のために再びお腹をあけるリスクもとれない。
今ある症状を改善していく。
それが主軸であるのは、今も昔もずっと変わらない。

ただ、皮下輸液をするとお腹が動くのか少し体調が上向いて食欲が出ることがわかったごまたん。
今は、ここ数年毎日飲んでるステロイドと抗生剤(口内炎の痛み止めと腸のお薬)にくわえ、2日に1回ペースで自宅での皮下輸液をしている。
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いつものキャリーじゃなかったので抵抗しなかった結果、
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こんなはずじゃなかったごまたん。

激おこ中。

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ばななにくわれたぱんだ。

いっちゃん、だから煽らない。

いつもの先生といつもの看護師ちゃん。
こんな時期だからちょっとすいてたいつもの病院。
慣れた環境で、お薬一杯入れてもらった点滴を背中にぶっすりいれてもらった。
これでまた体がちょびっと楽になるね。
よかったね。
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・・・全然よくない。

激おこ継続中。

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ボク病院行きたくなかった。
またしても背中にぶっすりされた。
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これは何かお詫びがあるはず。
いや!
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もらわなくてはいけないきもち!

・・・ないよ。

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・・・気が利かない。

黙れ小僧。

あのね、ごまたん。
普段から特上ラインナップで食事をまわしちゃってるんだから。
もう特別なごちそうなんて残ってないよ。
シーバにモンプチにちゅーるにミャウミャウに黒缶に多種多彩なスープたち。
いつも食べてるのが特別なごちそうだよ。

わかった?
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貴様の言い訳を
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聞く気はない。

決意すんな。

そして待つな。
そこで待つな。
こっちを見るな。
じっと見るな。
そんなことしててもなんにもあげないんだからね!
ほ、ほんとだからね!

・・・。

いつものモンプチスープかつおぶしトッピングで許していただけました。
まだおやつを食べる気は満々あるそうです。
強い。