病院から帰ってきたごまは、いつも通りだった。
文句を言って、
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お詫びを要求した。

昨日は「食べる日」だったらしく、ゴハンもおやつもしっかり食べた。
階段をおりて1階を散歩し、ゆたかくんの部屋をのぞいた。
ゆたかくんにシャーと叫ぶのも忘れなかった。
夜は、自分でベッドに上ってはなの枕にもたれて眠った。
はなだけが、日常に戻れずにいた。

今日の昼間。
かかりつけの獣医であり友人である先生からごまの様子を伺うLINEがきた。
月曜日は休みだった先生に、院長から連絡がいったみたいだ。
月曜日の予定外の腫瘍発見時、これ以上の詳しい検査は彼女と院長が揃っている日にやった方がいいという判断になった。
LINEで、水曜日連れて行くからお願いねと言うと、力強い了承が返ってきた。

今年の6月末。
大きく調子を崩したごまたんは、そこから完全なる復活まで到達することはなく、なんとかなんとか低空飛行を続けている状態が続いていた。
嘔吐、白い便、そして体重減少。
その後、嘔吐と白い便は、時間はかかったものの気にならないレベルまではやってきた。
ただ、体重減少が止まらない。
春には4kgあったはずの体重は、昨日の時点で3.2kg。
もともと9kg近かった豊満ボディは、3年前の悪性リンパ腫で3kgまで落ち、その後完治を迎えゆっくり時間をかけて5kgまで戻し、今3.2kg。
お腹に無駄なお肉がある分、他の3kg代の子よりもはるかに肉がない体になっている。
頭部、肩、背中にかけては、まさに骨と皮。
骨と骨の間に指が入ってしまうほど骨に何もついてない状態。
食べても食べても身にならない。

一度、ごまが丸一日食事を嫌がった時があった。
その時、はなは院長と先生に「これが老衰か」と問うた。
すると、
「老衰と言うのなら、間違いなく老衰ではあると思う。
 でも老衰だからと言ってもうもたないと早合点するのは間違い。
 当然急に明日ぽっくり逝ってしまう可能性がないわけじゃないけれど、
 衰え始めてから何カ月も何年もゆったり生きる子も珍しくない。
 生きるペースを変えて。
 流れる時間を変えて。
 ゆっくりゆっくり老いていく子もたくさんいる。
 特に猫は、老いさえも気まぐれだから。」
と言われた。
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はなは、老衰の子を看取ったことがない。
これからどうなるのか。
自分に何ができるのか。
あとどれくらい時間は残されているのか。
全てがわからない中、院長の話はすとんと自分の中に落っこちた。
「それに、ぽっくり逝ってしまうなら、それはそれで幸せなことかもしれないよ」
寂しいけどねと付け加えた院長の言葉の意味も、よくわかった気がした。

明日、朝一番で病院に行って検査をしてもらおうと思います。
ごまたんは今日も、元気に変わらぬ一日を過ごしていました。
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もう寝るそうです。
はい、おやすみなさい。
ご機嫌も元気も、今までとなにひとつ変わりありません。

コメント欄にたくさんの声を、ありがとうございました。
個別に返事が返せなくてごめんなさい。
でも、ちゃんと読んでます。
涙が出るほど嬉しかったです。
今日は、はなも何も考えず眠ろうと思います。
おやすみなさい。