パソコンにかじりついたまま時間は過ぎる。
欲しい情報はとても少ない。
頭の中では診察室での話が、壊れたテレビのように繰り返されている。
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今日はミドリちゃんがお手伝いに来てくれた。

「癌」。
もちろんまだ確定ではないけれど、またしても「癌」。
3年前、あれほど必死で戦った相手。
先生には、再発ではないと思うと言われた。
断定はできないが、また新たな癌に罹った、そういうことだと。
低い低い確率をごまは引いてしまった。

ごまの癌は、簡単に言うと
・リンパ腫
・腸腺癌
・癌
この3つの可能性があるらしい。

リンパ腫だと、抗がん剤治療。
腸腺癌だと、効く抗がん剤がないので治療無し。
癌だと、腫瘍を手術でとった後、抗がん剤治療。

ただ、今現在で腫瘍が確認されているので、治療をするんであればまず手術で腫瘍をとることがスタートになる可能性は高いそうだ。
この腫瘍は、放っておけば肥大化し腸管を塞ぐ可能性を持つ。
そうなれば、ごまは当然苦しむし、そこに来て手術と言う選択をせざるを得ないかもしれない。
だが、ごまの寿命とその時と、どちらが先に来るかはわからない。
どのくらいのペースで成長しているのか、それも確認するため1週間あけるそうだ。
ただ、じゃあ手術をすべきかと言えば、当然低くはないリスクを考えなくてはいけない。
まず、お腹を開けても取りきれないレベルである癌の可能性。
状態や状況から考えるに、今回はかなりの初期で腫瘍を発見している。
それはとても恵まれたことだけれど、じゃあ手術で完治できるレベルなのかと言えばそれはお腹を開けて見なければわからないことだ。
そして、そもそもごまの体力がどこまで持ちこたえられるかと言う問題がある。
今の体重は、前回抗がん剤治療をしていた時の最低値とほぼ同じ。
あの時こんな数字になってしまったと驚いた体重が、今は日常だ。
余力なんてほとんどない。
この頃は足をふらつかせる瞬間も増えた。
手術も、抗がん剤も、やれば間違いなく負担になるとわかっている。
そこから復活できるほど、ごまには力が残っているのだろうか。
でも、一番の問題点は、今ごまにほとんど何も症状が出ていないということだと思う。
腫瘍や体重減少はあれど、今のごまには恒常的な嘔吐、下痢、疲労感、苦痛はない。
へたすりゃ通常の子よりも多い量を食べるほど食欲もあって、穏やかに眠れて、気分よく散歩できる。
この状態を壊してまで治療をした方がいいのか。
余計な苦痛を与えるだけにならないのか。

堂々巡りが頭の中でぐるぐるまわる。
ただの賭けだとはなは思う。
しかも、勝ちの存在しない賭け。
どれが一番楽なのか。
どれが一番長く生きられるのか。
ごまはどうして欲しいのか。
ごまの性格や今までの病歴を考慮したり専門家の知識を参考にすることによって多少確率に差はつけど、こんなもんはギャンブルだ。
どれがよかったかなんてなってみなけりゃわからない。
もしかしたら、なってみてもわからないかもしれない。

ごまたんは今日も、
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元気におやつを要求中だ。