日曜日。
朝胃ろうチューブで入れたリキッド食は、昼前に大量嘔吐。
夕べは少しだけ食べてくれたちゅーるもおやつも、今日はもういらないらしい。
ごまたんは、
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ただ座っている。

窓の開いている猫部屋ではなくエアコンの効いた寝室の中で。
いくつかの場所を行ったり来たりしながら。
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眠るわけでもなくただ香箱を組んで座っている。

体を撫でると、目を細める。
頭をなでると、気持ちよさそうにする。
名前を呼ぶと、10回に1回くらい視線をくれる。
でも、動きはひどく散漫で、立ち上がった足はもうふらつかずには動けない。
この数日で、一気に何十段も階段を駆け下りた。
急だった。
だけど、何が起きてもおかしくはない状態だった。

ここからまだ回復する目があるのか。
それとももう落ちるだけなのか。
前者なら、皮下輸液や再度の胃ろうチューブをするべきなんだろう。
そしたらまた持ち直して、数日数週間数か月生きられるかもしれない。
でも後者なら、もう何もせずに見守るべきなのかもしれない。
このまま成り行きに任せたら、ゆっくりと枯れ落ちるように死ねるかもしれない。
死んでほしくないと願いながら、死に方を模索する矛盾。
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ごまは、夜中にふたくちだけおやつを食べた。

今日。
朝6時。
胃ろうチューブでリキッド食を入れた。
わずか10mlの食事。
1食分なんて到底足りない量。
でも、嘔吐されてしまっては意味がない。
理由はわからないが、ごまのお腹の中はかろうじて止まってはいないというレベルでしか動いてないと思われる。
ほんのわずかの食事でも、消化するには多大な時間がかかっていると推測される。
手術後に胃ろうチューブを始める際、1回目の量が10mlだった。
なので、10mlでもう一度スタート。
足りずにお腹すいたと言ってきてくれれば、それはもう願ったりかなったり。
おやつでもゴハンでも、好きなものを食べてくれてかまわない。
入れて2時間様子を見たが、とりあえず嘔吐はしなかった。

昼1時。
本日2回目の食事に挑戦。
内容はリキッド食。
量は15ml。
少しだけ増やしてみた。
理由は、昨日の状態より少しだけ元気が回復したように思えたから。
でも、たぶん失敗だった。
最初にチューブの詰まり確認のため3mlのぬるま湯を通し、食事を通し、最後もチューブが詰まらないように5ml分ぬるま湯を通す。
最後のぬるま湯を通す際に、手に抵抗を感じた。
そしたら案の定、シリンジをチューブから抜いた際ぬるま湯が逆流した。
朝の分が未消化だったか、15mlが多かったか。
幸いなことに嘔吐にはいたらなかったが、ごまにはしんどい思いをさせてしまった。

夕方5時。
ごまを連れて病院に向かう。
もともと、この日に抗がん剤の相談をする話になっていた。
「ごまの具合が悪い」と伝えると先生の顔は辛そうに歪んだ。
この数日の状況を説明すると、その顔はさらに険しくなった。
そして、話をしながらしていた触診の手が止まる。

「・・・何か、ある?」

胃ろうの服を脱がせて、再度お腹を触る。
腹部に向かって左側中央部。
ちょうど中で小腸を縫合したあたり。
丸いしこり。
縫合部か?
それにしては違和感がある。
超音波をあて、院長も呼ぶ。
出した結論は、

「腫瘍の可能性がある」

サイズは約2cm。
触診で感じる指頼みの数値。
もちろん、確認の仕様がないので縫合した場所が腫れている可能性は十分ある。
3日後の抜糸時にもう一度触ってみて、大きくなっていれば腫瘍の可能性大となる。

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もう言葉が、ない。