今は亡きぴっくんについだ2代目ボス。
穏やかで優しくて愛情深い、みんなの兄貴あじくん。
今年15歳。
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合言葉は、ねこもり家最後の良心。

そんなあじくんが痩せたのは、2019年のことだった。

もともと結構大柄なあじくん。
ピークは6kg以上あった。
それが、去年の12月には5.38kg。
1年かけて1割痩せた。
大慌てでいつもの病院に飛び込んだけれど、いろいろ検査した結果異常なし。
年齢も年齢なので、老化だろうということだった。

だが、体重減少は止まらなかった。
見るたびにあじくんは痩せている。
どう見ても、肉が落ちている。
でも、食欲もあるし下痢嘔吐もない。
何故か毛艶も非常にいい。
迷ったけれど、いてもたってもいられず病院に飛び込んだのが昨日。
体重は、4.75kgだった。

院長に聞かれて、他には何も症状がないことを伝える。
でも体重減少のスピードは早すぎる。
片っ端から検査をすることになった。
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あじくんは、未だかつて病気らしい病気をしたことがない健康優良児。
それに、実生活でも賢くてお利口で忍耐強くて、手がかかったこともない。
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大さわぎもしない子だから、実はどこか痛かったかもしれない。
実は体調不良があったかもしれない。
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あじくんに突き付けられた現実は、糖尿病の可能性有、だった。

レントゲンはおおむね問題無し。
気管支や腰の骨あたりに老化現象は見受けられるも、年齢相応。
ただ、血液検査で引っかかった。
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血糖値が異常に高い。

正常値56~136のところ、あじくんの数値は296。
最大値の倍以上。
糖尿病の可能性が浮上した。
多飲多尿のような症状はないことを考えると、膵炎の可能性も同時に浮上。
追加で、糖尿病と膵炎のマーカーをすることになった。

検査結果は来週出る。
結果が分かり次第電話が来ることになっている。
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(左があじくん、右がまめ)
かつては、ふたまわりくらいサイズが違ったはずの実弟まめ。
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今は並んでもこんなに近い。

あじくん、小さくなっちゃったね。

糖尿病なら治療法がある。
そうじゃなくても、今の現状が正しくわかればしてやれることだってでてくるはずだ。
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最近は、寝てることが増えたあじくん。
今は、ゆっくり検査結果を待っている。