急性腎不全が発覚した当時。
ルナ様はずっと起きていた。
お気に入りのおうちの中。
はなのベッドの上。
そして、
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メタルラックに置かれた爪とぎの上。

たぶん、しんどくて眠れなかったんだと思う。
ふらふらと家の中を徘徊しては、疲れたように座り込む。
そして、ただぼーっと何もない空を眺める。
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覇気のないルナ様を見たのは初めてだった。

それが、最近めっきり元気になってきた。
毎日の皮下輸液の効果か、峠を越えたか、奇跡の数値改善が起きたか。
今のところ再検査をする予定はないので、理由は全く分からない。
ただ、あんなにしんどそうだった毎日は、生きててよかったと思えるレベルに回復した。
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今は、気が向いたときに気が向いた分だけ食べたいものを食べている。
具体的には、スープレベルで水分の多いウェットフードをひとくちふたくち。
それを日に1回か2回。
もともと小食だったのがとんでもなく小食になってしまったけれど、家じゅうを元気に散歩もできるくらい回復した本人がそれでいいというならもうそれ以上は言うまいと判断。
おいしそうなゴハンを用意することはやめないけれど、無理に食べさせることはもうやめた。
明らかに体調改善がみられる皮下輸液は続けるけれど、
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これからはルナ様に流れてる時の流れを尊重していこうと思う。
のんびりマイペースに、わがまま言ってくれたらいい。

さて。
ここで問題がひとつ。
ルナ様がひとくちふたくちしか食べないウェットフードの残りの行方。
今までならゴハンハンターちーちゃんにもりもり食べてもらっていたが、そのちーちゃんもすでに7歳肥満警報が注意喚起。
あげりゃ喜んで食べるだろうが、そんなことすりゃデブ不可避。
今でもデブなのに、巨デブ不可避。

どうしたもんかな。
困ったな。
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がし。
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ママだいじょうぶ。
おれにまかせて。
おれめっちゃたべる。
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がぶりばくばく。

新米ゴハンハンターいっちゃん見参。

でも。
生の魚は食べれない。
食べ慣れない猫餌も食べれない。
ちゅーる以外のおやつも苦手。
好き嫌いの超多い白茶毛坊主。

あんた、コレ食べれるの?
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これはいい。
とてもいい。
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おれたべれる。
ぜんぶたべれる。

前足が何故かノーガード戦法。

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うまい!

顔。

ねこもりさんちはやっぱりゴハンが無駄になりません。