うー爺とれんねとルナ様とちーの通院記録。

1月7日。
2021年初めての通院日。
天気は吹雪。
気温は最低。
キャリーの中を毛布でぐるぐるもふもふにして準備完了。
行くのは、

 腎不全ステージ2は落ち着いてるのに年末からくしゃみのとまらないちー。
 年またぎで猫風邪拗らせてくしゃみと鼻水と涙が止まらないうー爺。
 胆管炎は落ち着いてきたが膀胱の上皮性悪性腫瘍に新しい薬を試す予定のれんね嬢。

この3人。
今回、腎不全ステージ3のルナ様は家で皮下輸液する以外できることがないのでお留守番。
必要な輸液は年末に頼んであるので一緒にもらってくる予定。

まずは、うー爺からスタート。
体重2.65kg。
1度目は1か月。
2度目もすでに半月以上。
猫風邪がなかなか治らない高齢爺。
拗らせてはいるもののじわじわとよくなっているので今の治療法を継続決定。
炎症止めのシロップと、1粒200円の高級錠剤を朝晩内服。
目薬は1日4回。
口内炎の痛み止めをうつと猫風邪が悪化してしまうので口が痛いのは我慢するしかない中、来月19歳になるお爺ちゃん、頑張ってます。
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相変わらず誰もそばには来てくれない最長老。

別に意味でも、頑張ってます。

そして、ちーちゃん。
正体不明のくしゃみが止まらない男。
体重6.15kg。
痩せてもわがままボディを守り通す男。
2週間ガッツリ猫風邪の薬と目薬をさしたが、改善が見られないどころか悪化を確認。
そもそもちーちゃんの猫風邪は目が腫れるケースがほとんどだったのに、今回は目は無傷なままくしゃみだけが出続けるという過去と少し違う症状。
アレルギーなのか。
猫風邪なのか。
相談の結果、一度全ての薬をやめて、アレルギー対策のステロイドをうってみることにした。
数日様子を見て、よくなればよし、よくならなければまた治療を考える。
持病の腎不全があるため、くしゃみくらい大丈夫とは言えないのがつらいところ。

だからって、
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それはダメ。
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そんな顔しても許しません。

最後は、れんね嬢。
体重は3kg。
ピーク時の半分まできた。
今うちで一番重症なのが彼女だと思われる。
胆管炎は落ち着いた様子を見せているものの、慢性化している可能性も高いので薬は未だ服用中。
腎不全ステージ2は、血液検査の結果「去年より悪くなってはいない」とだけ判明した。
問題の膀胱の皮性悪性腫瘍は、エコーを見る限り相変わらずひどい状態。
膀胱内部に腫瘍のない面がないほど凹凸だらけ。
素人が見ても異様さのわかる状態に、先生たちも「こんな状態を見たことはない」と絶句。
腫瘍のせいで膀胱の容量がかなり少なくなっているので、頻尿、残尿感は当たり前。
これで、腫瘍が尿道や尿管にまで到達する事態になればおしっこが流れなくなり命にかかわる。
でも、手術は年齢的にも体力的にも症状的にもむつかしい。
血液検査の結果が悪いので、抗がん剤も使えない。
診察方針の話し合いは常に八方ふさがりだ。
今でこそ拗らせた胆管炎が落ち着いて元気を取り戻してはいるけれど、れんねが立っているのは薄い薄い氷の床。
いつ割れてしまうかもわからない。
その前に溶けてなくなってしまうかもしれない。

それでも、一縷の望みにかけてひとつ薬を使ってみることにした。
非ステロイドの炎症止め。
犬の膀胱癌ではがんの進行を遅らせてくれる効果を持つらしい。
本来なら毎日飲むところを、体の負担を考えて1日おきに減らして服用。
その際どうしても出てしまうだろう副作用の吐き気を止める薬も一緒に飲む。
そして、毎日50cc入れていた皮下輸液も薬の服用に合わせて1日おきの100ccに変更になった。
どの程度効くかはやってみないとわからない。
なんせ猫では珍しい癌なので、有効な治療法も情報も圧倒的に足りないのだ。

それでもまだご飯をおいしく食べられる。
ぐっすり眠れる。
自分でトイレに行ける。
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毎日大好きなゆたかくんの帰りを待って走っていける元気がある。
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できることがあるうちは、してやりたいと思う。

1月11日。
3連休最終日。
アレルギー疑いでステロイド投与して様子を見ていたちーちゃんのくしゃみが悪化したので通院。
これはやっぱり猫風邪だと方針を固め、うー爺も飲んでいる1粒200円の高級錠剤を飲むことに。
まずは一週間、朝晩の高級錠剤(うー爺よりでかい)と炎症止めシロップ(うー爺の倍量)と目薬1日4回(そこは一緒)の治療で様子を見る。
ちーちゃんはこれに腎不全のサプリも加わるので、
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不機嫌。

でも気づけ。
飲む方も大変なら飲ませる方も大変なんだよ。
心の底から思う、早よ治れ。

1月13日。
定休日明けで混雑する病院に行くのはれんね嬢。
前回もらった薬がなくなったので、診察がてら薬をもらいに行く。
新しく始めた非ステロイドの炎症止めは悪くない感触。
膀胱内の様子はわからないけれど、主だった副作用もなくおしっこも無事出ている。
どうやら第一関門はクリアしたようだ。
きちんとゴハンを食べ、よく眠り、散歩をして、大好きな人に会いに行く。
そんな当たり前の生活をキープして、まずは春を目指す。
暖かくなれば少しは何かが変わるかもしれない。
また1週間分薬をもらって帰宅した。

そして。
現在1月15日。
今日はうー爺の猫風邪用の薬が切れたから病院へ。
さんざん拗らせた猫風邪もようやく完治が見えてきた。
ここ数日はくしゃみもほどんどなくなり、カッピカピだった鼻水もすっかり綺麗。
用心のためもう1週間薬を飲んで、大丈夫なら終了となる。
爺、19歳へ着実にカウントダウン中。

ちーちゃんもだいぶくしゃみが改善。
この分なら猫風邪の完治も近そうだ。

れんね嬢は皮下輸液の入れ方を検討中。
1日1回50ccか、2日に1回100ccか。
負担にならない限界量は決まっているが、癌も、癌の進行を止める薬も、腎不全も水食いなので、限られた輸液を一番状態良く入れられるやり方を探している。

そしてルナ様。
去年の夏に病気発覚してもはや半年経過。
腎不全ステージ3と言われ、そこからずっと皮下輸液と共に生活してきた。
治る薬も有効な治療法もなく、ガンガン痩せた体はすでに1.6kg。
覚悟なんてもう何度したかわからない。

でも。
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くあ。

なんか元気。
ものすごい元気。
意味不明だけどとにかく元気。
よくわからんけどこいつ病気の前に寿命が来るんじゃねとか思ってる。
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わがまま気分屋自分勝手で生きてきたふたりも、さすがに丸くなったらしい。

朝晩と投薬があって、目薬、皮下輸液と治療が続き病院にも週に何度も通わなきゃいけない。
それに加えて、食事の管理や好みの把握におしっこの状態も見なきゃいけない。
1日は本当にあっという間に過ぎていく。
それでも、できる世話がある、その世話をさせてもらえるということは幸せだと知っている。
あとどれくらいの時間が残されているのかはわからないけれど、あまり遠くは見ず今ここで穏やかに流れる時間を大事にしていきたいと思う。