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 【クローゼット陥落事件】深夜不気味に響く物音は、カバーで覆われたクローゼットからだった。

まーちゃんのスーツや礼服の保管場所がたりないために増設した猫部屋クローゼット。
メタルラックにカバーをかけて埃と日光と猫からガード。
なんせ、中身は礼服2着にスーツ数着他もろもろ。
がっちりジッパーで封鎖して、これなら埃も日光も猫も大丈夫だと思っていた。
…あの時までは。

開けられたジッパー。
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首を突っ込むつっくん。
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中にちんまり座っているあじくん。

クローゼットの防御力ゼロ。
お前の力はそんなもんか。

つっくんを引っこ抜き。
ジッパーを閉め。
あじくんを追い出して、ふと考える。

・・・開けたの誰だ?

あの丸さと可愛さしかないお手手で起用にジッパーつかんだと?
ジッパーを開けられる猫なんて聞いたことない。
ねこもり家のドア開け伝道者れんねだって、ジッパーは開けられない。
結局ジッパーが緩んでたという無難な答えで自分を納得させた。

その夜。
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かりかりかりかり。
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がりがりがりがり。
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ズボ。
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ズボボ。
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スッ。
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ぐいっ。
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ぬっ。
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ぬぬぬ。
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メロちゃんここからおにくたっぷり。
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ぬぬぬ…。
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はい、現行犯。

何してやがるそこの三毛猫。
犯人はお前か。
もう!
おバカ!
プリケツ!
可愛い!
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とりあえずそこから出てきなさい。
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やん。

がりがり引っかいて作ったわずかな隙間に鼻突っ込んで押し広げる。
何それすごい賢いプリケツ可愛い。
ジッパーの仕組みを理解してるからできる技。
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でも封鎖。

だってしこたま迷惑行為。
びっちりジッパー引き上げて、工業用マステで3本張り。
どれだけメロがすごかろうと、この中にあるものは守らねばならぬ。
その新技もう禁止。
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恨めしそうでもダメなもんはダメ。

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かりかりかりかり。
名残惜しいメロ。
クローゼットカバーを引っかいてみる。

さっきまでと違いジッパーの持ち手が隠されてるから、爪に何もかからない。
あの技はもう使えない。

ならば
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ばくり。
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ビリー。
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邪魔なあいつをむしり取るだけのこと。
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うちに狩れないものはない。

その情熱必要ねえわ。

下ろしても下ろしても、再挑戦する冷めない情熱。
メロテル、思いつめたら一直線。
仕方ないのではなは最終兵器を投入する。

いでよ!
ねこもり家最後の番人!
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何その冷めた瞳。

とりあえずいちばん手近で暇してたルナ様をそっと配置。
続くはうーにあじくん、ごまあたり。
とりあえずあと8人は変わりがいる。
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さあ、ルナ様頼んだわよ!
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がりがりがりがり。

止めろや。

残念なお知らせ。
猫の多いねこもり家の中でもいちばん猫密度の高い2階猫部屋。
その濃い目の空気にさらされてるまーちゃんの大事なクローゼット。

このたび、メロテルの侵略を確認。
鉄壁の守りはあっさり突破された模様。
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もうどうしたらいいか、わからない。