夕べ、まーちゃん緊急入院&手術。
一昨日夜から痛かった腹痛が下痢嘔吐をこえ発熱し始めて、飛び込んだ病院で盲腸と診断。
救急車で前回入院していた病院に搬送されCTを撮ると、きれいにうつった盲腸破裂を確認。
去年の暮れに散らした盲腸、まだ本調子じゃなかったのかもしれない。
状態が悪いからと、その20分後には手術開始。
たくさんの人のおかげで手術は無事成功したけど、しばらくは入院生活。
今日入院に必要なものを持っていったら思ったよりは元気だったので、とりあえずは一安心かな。

でも、去年からずっと体調不良がおさまらないまーちゃん。
落ち着くのはいつなのかしら。(遠い目)

<本編>
今週頭。
はなは、れんねの治療方針について大きな決断をした。

れんねが抱えていた病は、
 膀胱癌
 胆管炎
 腎不全(ステージ2)
 口内炎
 関節炎
把握しているだけでこれだけある。
この中で、もともと膀胱癌の進行を抑えるオンシオールと、口内炎の痛み止め注射が干渉した。
同時に両方は服用できない、それが先生の判断だった。
迷った末、オンシオールをとった。

そして3か月オンシオールを飲んできた今、
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あたしいらない。
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れんねは食事をとらなくなった。

たぶん、口が痛いんだと思う。
見える限りでも、口腔内の状態は悪い。
前からある症状に加え、抱えた大病が状態の悪化を招いているのは間違いなさそうだった。
それでも、オンシオールを飲み続ける以上、痛み止めは使えない。
オンシオールをやめれば、癌に対してノーガードで放置することになる。
オンシオールをやめることは、とても怖い選択だった。
それでも食べない日々が続いたので、数日だけオンシオールをやめて、少し弱めの1日だけ効く口内炎の痛み止め注射を打ってみた。
れんねは、まぐろとささみと少しのドライフードを食べた。
その時点で、体重は2.45kgまで落ちていた。

癌で死ぬか。
食事がとれなくて死ぬか。
ようやく腹をくくった。
何より優先すべきは、自力で食事をとることだった。
食べることこそ生きること。
オンシオールをやめることで弊害はもちろん生まれるだろうが、それは運命として受け入れよう。
先生と話して決断し、実行した。

今は好きなものを好きなだけ、他の子に比べたら少量ではあるけれども食べれるようになった。
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れんねの好きなドライフードもラインナップを増やした。

体重は、もう増えることはない。
頑張って食べても、量は足りないし癌に食われてしまう部分はきっと大きい。
もしかして、何も食べずに癌を抑える薬を飲み続ければ、癌には負けないかもしれない。
でも、それははなが目指した生き方ではない。
人は命の前では無力だ。
できることなんてほんの少ししかない。
れんねの人生にあとどれくらいの時間が残されているのかわからないけれど、満腹になって嬉しいと、おいしいもの食べて幸せだと思いながら生きてほしい。
ただ、そう願っている。

れんねは今日も、
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お腹いっぱいで大好きなゆたかくんに甘えている。