ルナ様が抜歯手術をして、1カ月強がたった。
術後あれほど大ごとになった傷はきちんとふさがり、歯の穴はあいたままではあるけれどなんとか炎症もおさまり、わずかな痛み止めでコントロールできるところまで落ち着いた。
抜けた毛とまだまだ慣れないよだれのせいで見た目がひどいことになっているけれど、ルナ様自体はいたって穏やか。
手術前には水を飲むことさえ躊躇うほど痛みが強く、食事を見ただけで痛みを思い出し後ずさりしてしまうほどだった状態は、抜歯手術によって無事改善。
何よりも優先したかった痛みのない生活は取り戻せたと思っている。

でも、腎不全は予想通り悪化。
この1年、2日に1回の皮下輸液のみで数値以上の状態をキープできていたルナ様。
抜歯手術で数値が悪化したのと同時に、腎不全の症状が表に出るようになってきた。
多飲多尿、食欲不振、体重減少。
今の体重はわずかに1.3kg。
腎不全のせいで発症した下痢のせいで食べても食べても出てしまう。
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24時間力の入らないお尻からうんちが垂れてしまうのでおむつを装備。
軽やかに動いていた体は、もう高い所へ上ることも難しい。
なんでもいいから食べれるものを食べながら、絶対的に足りないカロリーと栄養を補うために日に4回強制給仕で腎臓サポートのリキッド食を入れられる生活が続いている。

正しかったのか。
間違っていたのか。
人の数だけ答えはあると思う。
けれど、はなはこれでよかったと思っている。
ルナ様は、何をしてても口が痛くて痛くてたまらない生活から抜け出せた。
それがすべてだ。
今は週に2度ほど錠剤の痛み止めを飲ませることがあるが、手術前はどれだけ痛み止めを投与してもその痛みから逃れることができなかった。
今はほっぺを触ることも口を開かせることも強制給仕をさせることもできる。
まーちゃんの食べている晩御飯を狙いに食卓によじのぼることさえある。
顔中プリンまみれにしてむさぼり食べることもある。
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うんまい。

あじくんの背中を枕にして、日課だった1階への散歩をして、子猫に追いかけられて。
ルナ様の日常はかえってきた。
今の彼女は、生きていることがつらくない。

命の期限は間違いなく短くなった。
もしかしたら残された時間はあとわずかかもしれない。
それでもこれでよかったと思う。
ルナ様は今、
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毎日を気分よく過ごしている。