今月頭。
あじくんの嘔吐が止まらなくなって病院に行った。
検査の結果、肝臓の数値が異常値になっていることが発覚。
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その日から投薬と点滴治療を開始された。

この夏に18歳になったあじくん。
老化で筋肉が落ち、かつて7キロ近くあった体重は4キロを切っていた。
いろいろなところにジャンプが届かなくなったり、踏ん張りがきかずに足を滑らせたり、夜泣きや遠吠え、徘徊のようなことも徐々にし始めた矢先だった。
食欲ないとしんどそうに横たわる姿を見て、胸がぎゅうっとなった。

そっか、あじくんも18歳だもんな。
そんな遠くない未来に逝っちゃうのかな。
これはその終わりの始まりなのかな。
それならおやつもふりかけもパウチもごちそうも今まで以上にたくさん食べさせてあげよう。
さいごくらいお財布のひもゆるめてあげるよ。

…なんて思ってた2週間後。

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ごはん!
ごはん!
突っ込むまめ。
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自分も!
自分も!
突っ込むあじくん。
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もりもり。
もりもり。
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奪い合って飯を食らう18歳兄弟。

元気じゃねえか。

体力復活。
気力も復活。
水分補給の皮下輸液と出された薬がとてもよくきいた模様。
まだ数値は正常値に届かないけれど、改善具合がゆっくりなのは歳だから仕方なし。

そして、何より食欲復活。
メインフードはついにロイカナに到達。
オイシーロイカナにオイシーカツブシかけて、物足りないならパウチにチュール。
晩御飯時にはささみを所望し、たまのごちそうは焼いた鯖。
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こんなうまいものがあるなら自分まだ生きる。

食欲、仕事した模様。

食べるは生きる。
おいしいは正義。
もっと欲しいと言われたら食べさせてやりたいのが親心。
つらいのははなのお財布だけ。
じっと手を見た石川啄木もこんな気持ちだったのかな。(ちがう)

それに納得いかないのは三毛猫メロテル。
ヤングチーム代表食いしん坊万歳。
あれほどうるさかったちーはシニアになってはじめから分け前がもらえるようになったので、最近ようやく優越感に浸る側にたてた模様。
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あじくんたちばっかりずるい。
ウチも食べたい。
オイシーものおなかいっぱい。

そりゃまわりからも文句出る。

でも、三毛猫さん三毛猫さん、
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食ってるボディですよね?

ムチップリッデブッ。
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・・・。

茶ボタンってそんな小さかった?(失礼)

しょうがないなあ。
あじくん、まめ。
分け前の来ない弟妹から苦情が来てるよ。
ほんのちょっとでいいから弟妹達にもわけてあげてね。
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ヤダ。

おいしすぎるって罪。