昨日から冷え込みが厳しくなった。
これはいかんと猫部屋のエアコンをあじくんのためにとフル回転。
ところが。
当のあじくんはどうもエアコンがあまり好きではない模様。
トイレをしにやっては来るけども
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よろよろの体で毎回必死にまーちゃんの部屋のベッド上に帰っていく。

エアコン無意味。
いや、意味はある。
なんせ、
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全然関係ないやつらが大喜びでくつろいでいる。

これもう温度下げたら絶対文句言われるやつ。

仕方ないので、心の中の想定電気代を3割増量。
前もって覚悟しておくことが大事。
電気代が安くなる効果は当然ない。

あじくんは、超低空飛行ながら頑張っている。
「こんなレベルの数値までいったら仮に若かったとしても数日でよくなることなんてない」と言われているので悪化のみが心配だが、見た感じに変化はない。
むしろ、毎日病院で薬たっぷりの点滴を打たれるおかげで脱水症状はかなり軽減されたようだ。
半日程度ならつやつやの毛並みを保っている。

食事は、相変わらず全く食べる気配なし。
これでまる6日、固形物は口にしていないことになる。
一応はなが4時間おきにリキッド食を10mlずつ強制給仕しているが、これだってやらないよりはやった方がいいレベルの気休めだ。
一日の必要量になんて到底届かない。
「生きること」は「食べること」。
なんとか食べる気力が戻らないものか。
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大好物のキハダマグロもダメだった。
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胆管が詰まっているために黄疸も出ている。
わかりやすいのが耳の中なだけで、黒い毛皮の下の皮膚も粘膜も何もかも黄色く染まっている。

すっかり痩せた背中は、骨が波打つ。
後ろ足には踏ん張る力がもうあまり残っていない。
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でも、あじくんは自らの足でトイレに行きお気に入りの場所に帰ってくる。
名前を呼んだら音の出ない返事をくれる。
痩せた背をなでれば小さくゴロゴロ喉を鳴らす。
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生きようとするあじくんを、最後まで助けようと思う。