あじくんは今年の夏、20歳になる。
どこからどう見ても立派なおじいちゃん猫だ。
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 かつて競うように成長していたふたりも今はこの差。
6.5kgのちーに、4kgをやっとやっとでキープするあじくん。
老いは、確実に進行している。
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お前じゃない。

そんな爺あじくんの日常は。
ラインナップに文句を言いつつゴハンはもりもり食べ。
お気に入りの寝床は人間より背の高いキャットタワーの最上階。
日に両手以上腹筋がしびれるほどの雄たけびを上げ。
気に入らないことを発見したらダッシュで逃亡。
爪切りには全力抵抗しブラッシングにはうっとりすり寄る。
ツヤツヤの毛皮。
キラキラの瞳。
おやつは焼いたササミ丸１本。

予想外に超元気。

しおれた生活してるのかと思えば、ねこもり家ヤングチームと大して変わらぬ暮らしっぷり。
人間年齢100歳よ？
まごうことなき爺様よ？
なにこの体力。
なにこのバイタリティ。
まだまだ生きるってあじくん本人が思ってる。

もちろんガタがきてる部分もある。
１年前から飲み始めた肝臓の薬と抗生剤はもう死ぬまで手放せない。
難治性口内炎は治療の余地なく痛み止めを定期的にうつしかない。
腹筋が減ったことによる便秘は、
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 出てりゃ問題ねえ。
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ふう。

ち〇こはしまえ。

老いてボケていくあじくんとこれからも一緒に笑いながら生きていこうと思います。