世の中コロナやインフルがガチ流行りしている中。
なんの意味もなく熱を出してぶっ倒れる女、それがはな。
子供のころから発熱しやすい体質ではあったものの「大人になれば治るよ」と言われ30年弱。
私50がみえつつありますが、まだ大人にはなれないでしょうかね先生。

金曜日に発熱し、土日つぶれてようやく全快。
はな自体が熱持ってるもんだから、暖を求めて猫が集まる集まる。
普段は布団になんて入ってこないつっくんも、病人の布団陣取って伸び放題。
足元はミラが毛布の感触を楽しんで動かせない。
枕元では、「飯はまだかの?」と言いに来るあじくんと「あじくんのゴハンまだ?」と監視するちーと「ちーちゃんのお残しまだ?」と期待するニコがエンドレスループでぐるぐる訪問。

それでよく回復したと自分を褒めてあげたい気持ち。

枕元に置いておいた体温計でニコが狂ったように遊び始めたときはもう絶望しか感じなかったわ。
猫飼いの皆様、猫を幸せに飼うためにまず自分の健康を維持しましょうね。

<本編>
いっくんは、おりこうさんである。
ほかの猫と仲良くできるし、人間のことも大好きだし、ごはんも出されたものをおいしく食べるし、粗相しないどころか誰かがやらかした場所を「ここくさいよ!」って教えてくれるし、攻撃もしないし意地悪もしないしミランダとニコというあくの強い姉弟に挟まれながらその性格は真っすぐでのんきで明るい。
ねこもり家的には『すばらしいよいこ』だ。

おりこうさんゆえ、毎日をとても平和に過ごしているいっくん。
人生に、もとい猫生にちょっぴり刺激が足りないと思っていたりする。
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おれ、まいにちしあわせ。
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でも、ほんのちょっとつまらない。
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だから少しだけいたずらしにきた。
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ツン。
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ポン。
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!!
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カプ。

予想以上に薄味の刺激。

尻を叩かれ、噛み返す。
それだけの遊び。
単調かつ意味不明。
興奮してるのはいっちのみ。
付き合うまーちゃんは猫が自分のところに来てくれただけで嬉しいタイプ。
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まだやるの?
やりたそうだね?
それならいくよ。
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ぺち。
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カプ。
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ぎゃー。

何が楽しいのその遊び。

つついてつつかれて。
キャッキャウフフで。
お前らはどこの学生カップルですか。
いや、学生カップルだってもう少し意味のある行動しますよ。

だけど楽しい。
やめられない。
日常に刺さるわずかな刺激。
だってもう、
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反り立つシッポが次の1打を待っている。

ピーン。