本日、
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ごまたんの体から胃ろうチューブが外された。

去年の9月に食道拡張症のために装着。
つけてすぐに余命1年の悪性リンパ腫が発覚。
その後あっという間に抗がん剤治療のメインにも抜擢。
2カ月ほど前からほとんど経口になっていたとはいえ、朝昼夕晩ほぼ1年近く使用した。
どんな時も栄養がとれているというのはやっぱり強かった。

実は今でもドライブ―ドは食道を通ってはくれないけれど。
2カ月ウェットフードのみでやってみて、これならいけると判断。

朝から絶食をして、血液検査とレントゲン撮影で問題なしを確認。
腎臓の値も改善されてたので、皮下輸液を減らすことも視野に入った。
局部麻酔をかけて、2人がかりで保定をして力で引き抜く。
出てきたペグは、色が変色して中に毛玉も詰まってた。

穴の開いたお腹は、
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糸で縫合。
抜糸は2週間後の予定。
だから黄色い服姿もあと2週間。
1年頑張ってくれてた皮膚は思ってたより綺麗だった。

これで、ごまは大きな山をみっつ超えた。
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ひとつは「余命1年」。
死にそうにないほど元気です。
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もうひとつは「抗がん剤治療」。
寛解到達おめでとう。
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最後は「胃ろうチューブ撤去」。
生きてるうちに外せるなんて誰も思っていませんでした。

去年のはなが今の状態を見たら、たぶん信じられないだろうと思う。
それくらいごまの状態は悪かった。
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今、ごまは自分でゴハンを食べて自分でトイレに行って自分で眠る。
ゴハンも消化できるし、変なうんちも出ないし、痩せたおかげでいびきもかかない。
できる限りの元気は取り戻すことができた。
お腹の中に悪性リンパ腫という地雷はあるけれど、それでもここまでこれてよかったと思う。

ぶっちゃけ、しんどかった。
放り投げたいと思う日もあった。
心が折れた日だってあった。
金策が尽きたこともあった。
ずっと聖人ではいられなかった。

何か食べては吐いて。
何も食べなくても吐いて。
つらそうにしているごまをつれて連日病院に通って。
注射、薬、皮下輸液、胃ろうチューブ。
していることの正しさがわからなくなる日もあった。

でも、ごまが頑張ってくれた。

ここから先は、情報なし。
悪性リンパ腫が余命こえて落ち着いた子のデータなんてそもそもない。
どうなるのか、何が起きるのかわからない。
悪性リンパ腫、食道拡張症、口内炎、おまけに肛門嚢炎。
どれをとっても、完治したわけでははない。

でも、まだちょっとだけあがきながらごまと生きていきたいと思う。
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ゴハン!

はい!

【悪性リンパ腫ごまたん】これにて完!