何日も前からアポをとり計画を立ててきた。
財布には潤沢な数の諭吉。
このために買った、カードがたくさん入る財布もバッチリ機能。
夕べは酒も控えた。
いざゆかん決戦の地、
予防接種へ!
やってきました、この季節。
年に一度の大イベント、3種混合予防接種。
3種混合は
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症
上のアオリは
アポとり→オカン
諭吉 →3枚
カード →電子カルテ化したために1匹1枚ある診察券
うちは、予防接種だけは、行きつけの病院より少し離れたところにある大きな病院へ行く。(以下大病院)
その大病院は、人間でいうところの総合病院のような感じ。
先生もたくさんいて設備も整っていて入院施設もあり値段も安い。
そして、
5匹以上で、予防接種の団体割がきく。
もちろん、病気や治療のケースいかんによっては転院やセカンドオピニオンという選択肢も出てくるので、年1回くらいは通って、ここにもカルテを作っておきたいという思いもある。
それでも。
通院のついでに先生の指示のもと予防接種をすませたぴっくんと、触らせない猫が捕まえられるわけない論ゆえ予防接種自体諦めたまめを引いても、残り8匹。
十分適用内。
本来3500円が3000円になる。(税別)
見逃せないお値段設定。
もちろん、行きつけの病院に予防接種は大病院でする旨を話してある。
片道20分、往復40分。
大きな病院だから、待ち時間もそれなり。
手間暇考えたら、一日仕事。
キャリーは我が家に4つ、オカンが1つ持参。
朝からこのために電車乗り継いできてくれたオカンに、せめてものおもてなしで大エビ天サラダうどんを食していただき、準備完了。
いざゆかん決戦の地、予防接種へ!(2回目)
5匹in。
コツは、最強ビビりか逃げ足が速い奴からつかまえていくこと。
うちだと、白猫うーから。
普段はクローゼットにしまってあるキャリーをまずは1つだけ取り出して目だたないところにスタンバイさせてから、捕獲開始。
抵抗の激しい子だと、キャリーがスタンバイしてないと暴れられて逃がしてしまうことにもなりがち。
かと言ってキャリーが目立ってしまうと察知した猫に本気逃げされてしまう。
折り合いが難しい。
案の定、早々に何かを察知してベッドの下にいたうーをなんとか引きずり出して1匹目GET。
2匹目ルナ様、3匹目ライライ。
ここまで入れればあとはもう楽勝。
残りのキャリーを出せば、こっちゃんとちーが興味本位でのぞきにきたところをそのままGET。
響き渡るは5重奏。
目の前で起こる惨劇に、
茫然のごまたんと逃げ遅れたぴっくん。
必死で隠れてるつもり。
今日はぴっくんじゃないから、大丈夫だよ・・・。
大騒ぎの5匹のせいで、外の牛柄ノラ猫にぎゃあぎゃあブチ切れられつつ車に運ぶ。
後部座席に4匹。
助手席のオカンの膝に1匹。
片道20分の道中は、猫の声しか聞こえない旅路。
鳴き声にまざって聞こえる「ドカ」「バキ」「ゴン」に一抹の不安がよぎる。
到着した大病院は、今日もいっぱいの人。
大きなわんこから謎の小動物まで勢ぞろい。
はなは1人、トランプみたいになってる診察券を持って1匹ずつ受付。
受付のお姉さんも「多いですね」と苦笑い。
それは、猫が?診察券が?それとも、あなたの持ってきた1人1枚ずつ書かなきゃいけない問診票が?
オカンは1人、5つのキャリーを待合室へ運ぶ運送係。
待時間は3~40分てところ。
よその子は静かに待ってるのにうちだけ大鳴き。
大変申し訳ない。
こっちゃん。
注射うつのやだ。
ライライ。
怒ってる。
ちー。
パニック
↓
だせ
↓
大騒ぎ
↓
冷静になって見たら何が起こっているのかよくわからない(←今ココ)
ルナ様。
オカンに借りたキャリーが汚え。
うーにいたっては、
すでに声を出す気力もない。
いざ名前呼ばれたら、先生にもキャリー運んでもらって診察室へ。
1匹ずつ体重はかって心音聞いて体触って耳と歯を見る。
病気治療じゃないので重い空気もない。
先生も雑談がてら気を付けた方がいいことを簡潔に教えてくれる。
この間行きつけの病院でも言われたけど、今、猫のデンタルケア押してるのね。
口内炎が治らない病気だからか、予防で歯磨きできたらいいですねと言われることが多い。
ぴっくんやごまが今年口内炎やったから、そのひどさは少しだけ理解できた。
あの2匹は未だ口の中に爆弾があるような状態だから、なんとかできるなら興味があるけど、はたして今の年齢でやっても効果があるんだろうか。
診察が始まってしまえばあとは早い。
「太ってますね」というフレーズを2回ほどGETして、注射プスプスッと打たれて終了。
ちなみに、現体重と去年のこの時期からの増減は、
ルナ 3.0kg 増減なし
うめ 3.8kg 0.1kg増
こげ 5.4kg 0.1kg減
ライ 5.5kg 0.8kg増 「太ってますね」GET。
ちー 5.8kg 「太ってますね」GET。
去年のこの時期は1kgあるかないかの痩せっぽちだったちーが今のところ1位。
成長率ハンパねえ。
第1陣5匹の帰り道。
行きしなの大騒ぎが嘘のように静かな車内。
終わった安堵と疲れで、たまにあおいそで鳴いてみる程度。
だが、ちーは違った。
瞳孔開いた目つき。
だせええええええ!
だせええええええ!
完全にブチ切れていた。
狭いところ閉じ込められてるのに我慢ならないのか、他の子みたいに「終わったから帰るだけ」が理解できないのか。
家まであと10分のところで大爆発。
だせ!
・・・。
そうか、ださぬか。
ならばみせよう、ぼくのしんのじつりょくを!
ガリガリガリガリ。
ぎゅう。
ぎゅううううう。
むぎゅ。
むぎゅ。
むぎゅううううう。
泣き叫んだあと、中からキャリーに体当たり。
キャリーが揺れるほど大暴れを始めた。
このふたはあく。
ここからはいったから
ここからでれるはず。
ありえない賢さで1点狙い。
そして、
マジで開くふた。
ずるりと出てきたちーを、オカンが慌ててキャッチ。
ちー大興奮。
オカン大パニック。
はな運転中で止まれない。
普段は大好きな抱っこもオカンも、こうなってはもはや何の意味もない。
ちーのわずかなお腹のくびれをつかんで逃がさないようにするオカン。
座席に爪立てて腕の力で逃げようとするちー。
たまたま止まれた赤信号で、暴れるちーを2人がかりでキャリーに詰め直し、オカンがキャリーのふたごと抑えながら帰宅。
血の気ひいたわ。
ちーの入ってたキャリーはなんてことない普通のキャリー。
ホームセンターでもよく見る、
このタイプ。
ちーがガタガタ暴れ出した時に、「これはアカン」とオカンも手を伸ばしていた。
伸ばした先は、
ここ。
ふた全体を止めてるロック部分。
でも、開いたのは、
こっち。
爪で引っかけてる出入り口部分。
家に帰ってきてキャリーを見てみたけど、不具合は何もなし。
本当に、ちーが力技でこじ開けただけだと思われる。
なんだろう、もうため息が止まらないよジェシー。
はなの可愛いちーちゃんがなんかすげー強くなってるよキャサリン。
でも、本当にため息が出るのは、
これがまだ前半終了しただけだということ。
怒涛の予防接種は、後半へ続く!
財布には潤沢な数の諭吉。
このために買った、カードがたくさん入る財布もバッチリ機能。
夕べは酒も控えた。
いざゆかん決戦の地、
予防接種へ!
やってきました、この季節。
年に一度の大イベント、3種混合予防接種。
3種混合は
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症
上のアオリは
アポとり→オカン
諭吉 →3枚
カード →電子カルテ化したために1匹1枚ある診察券
うちは、予防接種だけは、行きつけの病院より少し離れたところにある大きな病院へ行く。(以下大病院)
その大病院は、人間でいうところの総合病院のような感じ。
先生もたくさんいて設備も整っていて入院施設もあり値段も安い。
そして、
5匹以上で、予防接種の団体割がきく。
もちろん、病気や治療のケースいかんによっては転院やセカンドオピニオンという選択肢も出てくるので、年1回くらいは通って、ここにもカルテを作っておきたいという思いもある。
それでも。
通院のついでに先生の指示のもと予防接種をすませたぴっくんと、触らせない猫が捕まえられるわけない論ゆえ予防接種自体諦めたまめを引いても、残り8匹。
十分適用内。
本来3500円が3000円になる。(税別)
見逃せないお値段設定。
もちろん、行きつけの病院に予防接種は大病院でする旨を話してある。
片道20分、往復40分。
大きな病院だから、待ち時間もそれなり。
手間暇考えたら、一日仕事。
キャリーは我が家に4つ、オカンが1つ持参。
朝からこのために電車乗り継いできてくれたオカンに、せめてものおもてなしで大エビ天サラダうどんを食していただき、準備完了。
いざゆかん決戦の地、予防接種へ!(2回目)
5匹in。
コツは、最強ビビりか逃げ足が速い奴からつかまえていくこと。
うちだと、白猫うーから。
普段はクローゼットにしまってあるキャリーをまずは1つだけ取り出して目だたないところにスタンバイさせてから、捕獲開始。
抵抗の激しい子だと、キャリーがスタンバイしてないと暴れられて逃がしてしまうことにもなりがち。
かと言ってキャリーが目立ってしまうと察知した猫に本気逃げされてしまう。
折り合いが難しい。
案の定、早々に何かを察知してベッドの下にいたうーをなんとか引きずり出して1匹目GET。
2匹目ルナ様、3匹目ライライ。
ここまで入れればあとはもう楽勝。
残りのキャリーを出せば、こっちゃんとちーが興味本位でのぞきにきたところをそのままGET。
響き渡るは5重奏。
目の前で起こる惨劇に、
茫然のごまたんと逃げ遅れたぴっくん。
必死で隠れてるつもり。
今日はぴっくんじゃないから、大丈夫だよ・・・。
大騒ぎの5匹のせいで、外の牛柄ノラ猫にぎゃあぎゃあブチ切れられつつ車に運ぶ。
後部座席に4匹。
助手席のオカンの膝に1匹。
片道20分の道中は、猫の声しか聞こえない旅路。
鳴き声にまざって聞こえる「ドカ」「バキ」「ゴン」に一抹の不安がよぎる。
到着した大病院は、今日もいっぱいの人。
大きなわんこから謎の小動物まで勢ぞろい。
はなは1人、トランプみたいになってる診察券を持って1匹ずつ受付。
受付のお姉さんも「多いですね」と苦笑い。
それは、猫が?診察券が?それとも、あなたの持ってきた1人1枚ずつ書かなきゃいけない問診票が?
オカンは1人、5つのキャリーを待合室へ運ぶ運送係。
待時間は3~40分てところ。
よその子は静かに待ってるのにうちだけ大鳴き。
大変申し訳ない。
こっちゃん。
注射うつのやだ。
ライライ。
怒ってる。
ちー。
パニック
↓
だせ
↓
大騒ぎ
↓
冷静になって見たら何が起こっているのかよくわからない(←今ココ)
ルナ様。
オカンに借りたキャリーが汚え。
うーにいたっては、
すでに声を出す気力もない。
いざ名前呼ばれたら、先生にもキャリー運んでもらって診察室へ。
1匹ずつ体重はかって心音聞いて体触って耳と歯を見る。
病気治療じゃないので重い空気もない。
先生も雑談がてら気を付けた方がいいことを簡潔に教えてくれる。
この間行きつけの病院でも言われたけど、今、猫のデンタルケア押してるのね。
口内炎が治らない病気だからか、予防で歯磨きできたらいいですねと言われることが多い。
ぴっくんやごまが今年口内炎やったから、そのひどさは少しだけ理解できた。
あの2匹は未だ口の中に爆弾があるような状態だから、なんとかできるなら興味があるけど、はたして今の年齢でやっても効果があるんだろうか。
診察が始まってしまえばあとは早い。
「太ってますね」というフレーズを2回ほどGETして、注射プスプスッと打たれて終了。
ちなみに、現体重と去年のこの時期からの増減は、
ルナ 3.0kg 増減なし
うめ 3.8kg 0.1kg増
こげ 5.4kg 0.1kg減
ライ 5.5kg 0.8kg増 「太ってますね」GET。
ちー 5.8kg 「太ってますね」GET。
去年のこの時期は1kgあるかないかの痩せっぽちだったちーが今のところ1位。
成長率ハンパねえ。
第1陣5匹の帰り道。
行きしなの大騒ぎが嘘のように静かな車内。
終わった安堵と疲れで、たまにあおいそで鳴いてみる程度。
だが、ちーは違った。
瞳孔開いた目つき。
だせええええええ!
だせええええええ!
完全にブチ切れていた。
狭いところ閉じ込められてるのに我慢ならないのか、他の子みたいに「終わったから帰るだけ」が理解できないのか。
家まであと10分のところで大爆発。
だせ!
・・・。
そうか、ださぬか。
ならばみせよう、ぼくのしんのじつりょくを!
ガリガリガリガリ。
ぎゅう。
ぎゅううううう。
むぎゅ。
むぎゅ。
むぎゅううううう。
泣き叫んだあと、中からキャリーに体当たり。
キャリーが揺れるほど大暴れを始めた。
このふたはあく。
ここからはいったから
ここからでれるはず。
ありえない賢さで1点狙い。
そして、
マジで開くふた。
ずるりと出てきたちーを、オカンが慌ててキャッチ。
ちー大興奮。
オカン大パニック。
はな運転中で止まれない。
普段は大好きな抱っこもオカンも、こうなってはもはや何の意味もない。
ちーのわずかなお腹のくびれをつかんで逃がさないようにするオカン。
座席に爪立てて腕の力で逃げようとするちー。
たまたま止まれた赤信号で、暴れるちーを2人がかりでキャリーに詰め直し、オカンがキャリーのふたごと抑えながら帰宅。
血の気ひいたわ。
ちーの入ってたキャリーはなんてことない普通のキャリー。
ホームセンターでもよく見る、
このタイプ。
ちーがガタガタ暴れ出した時に、「これはアカン」とオカンも手を伸ばしていた。
伸ばした先は、
ここ。
ふた全体を止めてるロック部分。
でも、開いたのは、
こっち。
爪で引っかけてる出入り口部分。
家に帰ってきてキャリーを見てみたけど、不具合は何もなし。
本当に、ちーが力技でこじ開けただけだと思われる。
なんだろう、もうため息が止まらないよジェシー。
はなの可愛いちーちゃんがなんかすげー強くなってるよキャサリン。
でも、本当にため息が出るのは、
これがまだ前半終了しただけだということ。
怒涛の予防接種は、後半へ続く!
コメント
コメント一覧 (3)
うちの七年前に見送った子は 怒りすぎて車の中、私の膝の上で本気のおしっこをしてくれました。
健康のためにと思ってしてるのに猫飼いって報われないことが多いですね(涙)
お疲れ様です。
猫ちゃんって、病院に来られるかた、みんなキャリーに入っておられるのには訳があるんですか?ワンコはリードですが、猫ちゃんは一匹でもみなさんキャリーで来られますよね?ワンコ以上に、ナーバスになっちゃうんでしょうか?不思議です。しかし、チーちゃん、賢いなあ!
タイトルロゴはおまけでつけてみました。
なんかバカボンみたいになっちゃった。笑
猫用ハーネスがそもそも少ないんですよね。
抜けないハーネスを作るのが難問。
猫はハーネスしても、肩関節が柔らかいから抜けちゃうんですよ。
一応世の中に存在してる猫用ハーネス、ウチもいくつか持ってますけど、猫が本気出したらはずれます。笑
体型や毛皮のクオリティにもよりますけど、構造的に後ずさりに弱いんですよね。
なので、どうパニック起こすかわからない病院には使いにくいのが本音かなあ。