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空気清浄器君のダメ出しが止まらない。

 
説明書曰く。
 青いランプ    → きれいな空気
 赤いランプ    → 少し汚れた空気
 大きな赤いランプ → 汚れた空気

 
ずっと大きな赤いランプ点灯してますけど。


そうか。
我が家の空気は汚れているのか。
5分で肺が腐ってしまう死の森なのか。

 
夜の間、赤いランプをこうこうとつけながら働いてた空気清浄器君は、朝も変わらず赤かった。

 

 
出来心で、空気清浄器君を移動してみる。
今までは、エアコンの風が直撃する猫トイレから1m半のところに置いていたのを、ベッド脇の奥まったコーナーにお引越し。
ここは、埃は多いかもしれないけどそれ以外の要素が全くない場所。
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お怒りがおさまった。

 
なるほどなるほど。
もしかしてコレ壊れてんじゃないのなんて思ってた可能性全否定。
猫部屋の空気が汚れているのは間違いないらしい。
汚れているのは、猫部屋なんです!ってか。

 
窓も閉めっぱなしでエアコンつけているしね。
そこに付け加えて、猫どもが、ボディから埃を、尻から臭いを生成しているわけだしね。
綺麗になっていく要素が何一つ見当たらないよね。

 
しばらく空気清浄器君には、はなの適当掃除とともに各地を転々としてもらいながら、フル稼働していただく所存。
頑張れ空気清浄器君、頑張れあたし!

 

 

 
家の中に何か変化があれば、必ず確認にくるちーちゃん。
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今回もちゃんとチェックに来た。

 
実は、今目の前にある空気清浄器君のコードを束ねているのは、前回ちーがゲットしたはずのビニタイだ。
遊び疲れたちーが放置したのをそっとはなが回収したのだ。
が、本人はまだなくなったことにも気づいてない。
幸せをはこぶ少ない記憶要領。

 
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特に異常のなかった空気清浄器にはあっという間に飽きたちーちゃん。
ビニタイに気づくことなく、ゆりかごの向こうのご機嫌ルナ様にロックオン。 

 
尻を振り振り、
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とう!
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にゃーははは。
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にゃーははは。
驚いて嫌がるルナ様をこづきまわすちー。 

 

 
2分後。
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自業自得。

 
ブチ切れた女に一発もらって逃げられた男。
茫然自失で佇む。