はなの数少ない重要な日課に、ぴっくんのゴハンがある。


朝と晩、1日2回。
いそいそとミャウミャウのジューシーパウチをスプーンで食べさせる。
うまくやらないとあっさり「もういい」が出てしまう難易度高ミッション。
1度「もういい」が出てしまえば、何をどうしてもリカバリーはきかない理不尽さ。


なので、ぴっくんのゴハンは、毎日のことながら丁寧に丁寧に進める必要がある。
030
なのに、いるアイツ。


ぴっくんのゴハンの時間は、細心の注意をして行っているのに。
どこからともなく湧いてくるアイツ。
そっとお湯を沸かし、そっとパウチを取り出し、そっとお湯で混ぜて、そっとぴっくんのところへ。
どの過程でも音は出てないはずなのに。
ちゃんとやってくるアイツ。
034
それおいしそう。
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ぼくもたべたい。
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すごくたべたい。
039
たべたすぎる。


ダメです、あっちいってなさい。


残ったらちゃんとあげてるでしょ。
ぴっくんが食べてる途中のものまで取りに来たらダメ。
変なプレッシャーかけるのやめなさい。
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そんなのぼくかわいそう。
042
だってぼくはたべたいだけなのに。
041
ね?


ダメです、あっちいってなさい。


片手しか使えないはなに、全身全力で応戦するちー。
押しても押しても踏ん張る。
片手で戦うにはアイツのウェイトが重すぎる。


そんなことしてるうちに、
044
俺もういい。


ぴっくん食べる気喪失。
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食後の毛づくろい。


くそう、ちーの奴め。
今日はいい感じで食べてたのに。
しょうがないから、あとでちょっとおやつ出そう。


残されたちーはもちろん脳内パーリナイ。
ちー「そのゴハンたべるひと!」
049
ちー「ハイ!」


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たべたいぼくと♫
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きえたらいばる♫
050
もうこれぼくのもの♪
046
見事な2足立ち。


結局、当たり前ながらぴっくんはもう食べてくれなかったので、残りは皆さんにお裾分け。
皿にかじりついて離れないちーごと抱えて、ごはん皿に置く。
走りこむれんね嬢と譲らないちー。
新旧灰毛バトル。


お願いだから、
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あじくんにもわけてあげて。