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 ねこもり家にエアコンクリーニングがやってきた。前編 ―営業部長とマイペースとビビリの話―


勇気振り絞った後の絞りカスちーちゃん。
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ちゃっかり階段で待機。
はなの、ビビリ捜索隊in2階についてくる気満々。


傷ついた自尊心はそれ以下の奴を見て癒す所存。


先を走ってはいくけども、どこかゆっくりなちーちゃん。
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なにおくれてるの。
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ほら、ぼくまってるから。
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ぼくからぜったいはなれないで。


ガッツリ腰は引けている。


階段上がった正面には、何も置いてない部屋。
チラリと見たら、
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こっちゃんがひとり座ってた。
何してんだ、初代営業部長。(引退済み)


メインなのは、2階にもうひとつあるその隣の部屋。
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そこにはには、電源の入ってないこたつがひとつ。
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何かが入った形跡ごと鎮座。
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めくってみる。
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ごまたんとまめが逃げ込んでた模様。
目玉が丸になっておる。
かわいそうにと手を出しかけて気が付いた。


まめ、はなにびびってね。


・・・そっとこたつ布団をおろしてあげた。
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その横で日向ぼっこするあじくんと、うろつくちー。
背中がぽんぽこりんに温まる日差し。
あじくんの影が本人より猫らしい。


帰りしな、チラリとのぞいた隣の部屋では、
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こっちゃんも日向へ移動。
影絵で、“窓際の猫”作ってた。


太いほど綺麗にうつる影絵。
お前ら、痩せろ。


あと足りないのはぴっくん、うー、ライライ。
ライライは、1階こたつに走りこんだものの毛布にからめ捕られて囚われたパンダになってたのを助けたからいいとして。
のこりはふたり。


1階寝室を覗いてみる。
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もっこりしとる。
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とりあえず、誰かひとりはいるらしいこと判明。
ぴっくんとうー、どっちかな。
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エアコンクリーニング前にこの部屋に移動させたゴハンとお水で誘ってみる。
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うーでした。
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びびってるから、半身は毛布に入ったまま。
めいっぱい伸びてゴハンを食べる。


ぴっくんは、
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カーテンの奥にチラリと見えた。
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めいっぱい隠れてるつもり中。


これで、エアコン綺麗になるから、もう少しだけ我慢してね。


エアコンクリーニングは、もう終盤戦。
クリーニング後の水は真っ黒で、パーツも綺麗に洗ってもらって、あとは片付けで終わり。


そんなタイミングで、ついに何かが吹っ切れたビビリちー。
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ぼくはやるぜ、ぼくはやるぜ。


そうか、やるのか。
やるならやらねば。
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再チャレンジ。


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さっき行けたキャットタワー下から、エアコンクリーニングのビニールに近づく。
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首を長くして確認。
しらないおじさん、いなくなってる。
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短い手足を更に折りたたんで体を低く保つ。
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一歩一歩踏みしめるようにゆっくりと移動。


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一番気になってた奥の箱。
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これなんだろう。
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覗いてみる。


が、
腰の引け方ハンパない。
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・・・?


思ったほどいいものじゃなかった様子。
そりゃそうだろ。
中身はエアコンクリーニングで出た真っ黒水ですから。


奮い立たせた勇気のわりに、何もいいものが見つからないちー。
とりあえず、手当たり次第あるもの嗅いで、
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全部臭くてフレーメン。


汚れてないつもりだったけど、けっこうしっかり変化がわかるほど綺麗になった今回のクリーニング。
やっぱり動物いると、電化製品の寿命は短いなあと再確認。
出てきた真っ黒水が、黒いのにカビ色してたのには、マジで驚いた。
これでぴっくんが少しでもよくなってくれること希望。
期待外れだったちーは知らん。
ちょっとは懲りてくれること希望。


※業者さんには、ちゃんと許可をとった上でブログ掲載しています。