カビ対策で開け放してあるクローゼットは、末っ子ちーの格好のえじき。
もとい、遊び場。


できればそっとしておいてほしい人間の思いなんてどこ吹く風。
今日も元気に大冒険に出る。
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いってきます!!


何そのやる気満々。


まずは、真ん中のクローゼットを攻める勇者ちー。
中身は、少しの洋服とキャリーが4つ。
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ここはあしばがわるいから、きをつけるのだぞ!


見えない仲間にお声かけ。
年の離れた末っ子、だいたいいつもひとり遊び。
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えものはっけん!
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ダイブ。
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横にもそそられる勇者。
キャリー上で爪先立つあんよとおケツは可愛いが、やってることは可愛くない。


でも、こんなのまだまだ序章に過ぎない。
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メインディッシュはひとつ隣のいつものクローゼット。
やりきった男の顔した勇者はキャリーかき分け次に向かう。


何度もちーがめちゃくちゃにして、何度もはなが片づけて。
繰り返された歴史の内容は薄い、いつものクローゼット。
今日はまだはなが最後に片付けたままで綺麗。


その前に座った勇者ちーは、
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よーく狙って、
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ジャンプ。


お肉のわりに軽やかな足取りで目指したのは、
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最上階。
ひざ掛けとかカバーとか、小物な布製品が置いてある。
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きょうはここでだいぼうけん。


この距離でもわかるちーのき〇たま。
黒い丸がポチョポチョしとる。
急所が目立つとか、生き物として大問題。


ぐるぐるうろうろした勇者ちー、ふっと姿が消えたと思ったら
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盛り上がるベージュのひざ掛け。
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落下。
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再び盛り上がるベージュのひざ掛け。
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好奇心に負けた猫、ちょっとだけチラ見。
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でも落下。


次は最初の場所から、もう一度スタート。
でも、今度は、
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ここから
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こう!
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そして、こう!


今日はひざ掛けを下から攻める日。


持ち上げていたひざ掛けをしっかり立てたら、本日の冒険終了。
たくさんの名残を現場に残したまま、
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あでぃおす!
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とう!


立つ鳥あとをにごしまくりの勇者ちー。
本日の冒険これにて終了。
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たのしかった。


何その満ち足りた顔。


あのね、ちーちゃんには一度言っておきたいと常々思ってたんだけどね、昔から「遠足は家に帰るまでが遠足」と言ってね、楽しいとこだけじゃなくてその後のちょっと面倒なところまで含めてが遠足なわけでね、あそこにとっ散らかったひざ掛けたちをね
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ちょっと!
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聞いてるの!
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まま、おねがあい。


逃げ足早!


わかってる。
どれだけ文句言ったって、あいつは猫。
しかもいたずら大好きでちょっとバカ。
いや、かなりバカ。


結局はながやるしかないのよと、クローゼットに向き合えば。
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立ち上がってちーの痕跡を見上げるれんねさん。


すごいわー。
あたしだったらできないわー。
あんなとこまで行ってたのー。


ちーの遊び方に感心しきり。
でも、
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何その立ち方。


れんねさん、今日の中身は程よく年齢重ねたお上品な女性。
永久指名でお願いします。