前回の話。

 様子のおかしい12歳のぴっくんを病院に連れて行ったら、腎臓が7割機能してないと言われた。



 腎炎のぴっくん(通院2日目)と、嘔吐は止まらないが何故か元気なライライを連れて本日も病院。


 

 

 
ぴっくんは依然通院中。

毎日病院に通い、点滴と注射を受けている。



検査センターに送った尿の結果は、“急性腎障害”



病名にうといはなは、腎障害という響きが初耳だった。

腎臓がダメなのはわかるが、腎不全とは違うのか。

聞こうと思ったタイミングで、すごく大変な状況の犬くんが家族の人に抱きかかえられて入ってみえたので、聞きそびれてしまった。

帰って自分で調べてみたが、人間の病名でしかヒットしない。

やっぱり今度先生に聞いてみよう。



当のぴっくんは、点滴のおかげでおしっこも出るようになって、少し目に力も戻ってきた。

土曜日の朝一で病院にかけこんだ時よりかなりマシになった気はする。



ただ、食欲が戻らない。



太っている猫は、わずか3日間ほどの絶食であっという間に脂肪肝になる、と先生に言われた。

なので、とにかくなんでもいいから食べさせることが大事、と。

治療中、誰もぴっくんが太ってるとは口にしなかったけれど、その手はかわるがわるぴっくんのお腹をつまんでいた



ぴっくんは、少量ながら自分から食べた日もあったけれど、結局食べたくない気持ちに落ち着いてしまったようで、今はa/dをシリンジで無理やり口に入れてる状態。

モンプチやシーバや、いろいろそろえた缶詰も、今のところ食べたいとは思ってくれない様子。

いくつか開けてみたけれど、ちー他その他大勢がおいしく頂いただけだった。



・・・もう、秘策を出すしかない。

はなは静かに決意した。


 

 

 
夜。

普段ならカリカリを、ぴっくんの具合が悪くなってからは缶詰を入れてきた猫のゴハン皿。

今日は、



マグロ入れてみました。



真っ白のお皿はぴっくん、洋梨の絵皿はその他大勢。

もうこれ以上はない秘策。

マグロの刺身。

これが嫌いな猫はいるだろうか!(ワリといる)

どうか食べてくれますように!



あんたらじゃない。



マグロ切ってる時からスタンバイOKな猫は後回しで、ぴっくんを探す。

ぴっくん、マグロ食べよーーー。



いらない。



無視して捕獲。

あんたが欲しがるの待ってたらあっさりあの世いっちまうだろーがよ。



鼻先につけるようにマグロを差し出す。

においでそそられてくれますように!



嫌そうにちょっと抵抗したあと、鼻をひくひくさせだして



気づいた。



キターーーー!!



それはそれはうまそうにマグロをほおばるぴっくん。

速度は遅いけれど、1欠片ずつしっかり食べていく。

よかった。

ほんとに。

マジでよかった。



隣の部屋を見たら。

その他大勢のみなさんも、



それはそれはうまそうにマグロにかぶりついてた。



マグロ、ハンパねえ。



まーちゃんに支えられながら食べてたぴっくんも、











完食。



まだ食べたそうな顔してるので、そんなチャンスは逃がすまじと、隣のその他大勢部屋にご案内。



どうぞ召し上がれ。







横のちーは無視していいから。



 
追加でいくつか食べたあと、



ごちそうさま。



予想よりたくさん食べてくれた。

これで、食い気に火がつけばいいんだけど、どうかなあ。


 

 

 
ぴっくんは終了しても、まだまだ終わらないその他大勢の皆様。

いつもは食の細いうー、







ガッツいてもぐもぐ。



食べれてない。



ちょっと食べ方が上手になったちー、







おいしすぎて止まらない。



ピャーーー。


 

 

 
ごちそう晩御飯終了。

ぴっくんは、久しぶりの満腹感。

トイレすませて、ちょっとうろついて、まーちゃんの横に陣取って。

ポンポンとお腹撫でられて、



おやすみなさい。


 

 
隣の部屋では、ちーがひとり、



まだ食べてる。