24時間エアコンの効いた部屋にいると、忘れる外の暑さ。



それは猫も同じらしく、



こっちゃん、外に出たくなったらしい。

いつも出してもらう窓の前で、「出せ」アピール。



出せったってあんた、外めっちゃんこ暑いよ・・・?



うしろには、それなら自分もとふらふらついてきたぴっくん。

目の前にある無防備な尻は、



とりあえず嗅ぐ。



臭!



もう!

鼻ににおいがついたじゃないか。



だけど。



嗅がずにはいられない癖になる尻。



でも臭!



なんて失礼なやつ。

そこにいるちーは、さっきはなも嗅いだけど(!)臭くなかったから、ソレでも嗅いでなよ。



くんくん。

すなおに嗅いでみる。



ものたりない。



臭いほうがアタリやないか!


 

 
尻マニアなぴっくんはともかく。

出たいアピールの変わらないこっちゃん。(尻は臭い)

外暑いよ?

家の中はエアコン効いてるから暑くないだけだよ?



でも出る。



出さないつもりなら・・・

わかった出そうじゃないか!(チキン対応)


 

 
雲ひとつない真夏の炎天下。



草を楽しむこっちゃん。(尻は臭い)



ちょっと食ったら



日陰で休む。



日陰から出て、



砂利を踏みしめつつ、



もう帰る。



だから言ったじゃん!



あーもー、わかったよ。

入れてあげるからちょっと待って。



待てない!



早く!



入れて!



早く!



なぜかパニック状態。



こっちゃんを中に入れるために裸足で外に出たら、その理由がわかった。



コレめっちゃ熱い。



膝を守るためのアルミの踏み台が灼熱の敵になるとは。

フライパンで焼かれるソーセージの気分が味わえちゃうわコノヤロー。



尻と肉球が焼かれるとこだった・・・。


 

 
かたや、ついでに出る気になったぴっくん。



最初っからこう。



次はこう。



そのまま入り込んで、



もう帰ろうよって迎えに行くとこんなんだった。



こっちゃんより長いこと外にはいたけど。

涼しいとこで伸びたかったなら、

家の中でよかったんじゃねえの?


 

 

 
ご帰宅後。



廊下で肉球と尻を冷やすこっちゃん(外傷なし)と、



結局どこでもごろごろしてただけのぴっくん。



ちょっとでも気分が晴れたならかい。

ならよかったよ。

でも、外は暑かっただろ?

分別あるおとなの君たちでさえこうだ。

子供なんて危なっかしくてとても出せないのはわかってくれるかい?

わかってくれるなら、



次は自分も出るんだと信じて疑わない、夏初体験のあのチマいのに、

外の暑さを是非教えてやってくれ。





10倍くらいおおげさによろしく。