今、腎臓病のぴっくんは調子があまりよくない。

なので、急遽、動物病院の火曜定休に合わせて、ぴっくんの自宅で皮下輸液デビューをすることになった。
 

 
月曜に、病院で一通り説明を受けながら実践をこなし、自宅用に輸液から針からセットしてあるものを受け取って帰宅。

今日は、輸液パックを引っ掛けておくS字フックと引っ掛ける場所を用意し、まーちゃんの帰宅に合わせて実行した。



保定役はまーちゃん、実行役ははな。



寝室兼猫部屋につけてある、大型突っ張り棒にS字フックをかけてスタンバイOK。

輸液パックは、ソルラクト輸液250ml。

これひとつを全部入れる。



緑の羽根のようなもののついた針を背中にぷすり。

針は短め。

針先がナナメにカットしてあり、穴があいているほうを上にして刺す。



ぴっくんはもともと病院でも鳴くだけでそんなに抵抗しないので、保定は緩め。

動こうとしたらおさえる程度。

多分、すごくやりやすいタイプ。



全体図。



穏やかなぴっくん。

病院と違い、鳴きもしなければ嫌な顔もしない。



撫でたら、気持ちよさそうにごろごろ言ったりもする。



猫は注射自体をイヤと思うことはないらしいので、今何かされてる意識もないかもしれない。

通院がストレスというのは、間違いないんだなあと思わされる。

これは、自宅での輸液回数を増やして通院を減らす相談をするべきかもしれない。


 

 

 
ただ。

我が家にはひとつ問題がある。



じー。



ねえ、なにしてるの?



こいつ。



見たこともない器具に大好きなゴム管と小さなパーツがくっついてて、上ではゆらゆら透明な袋が揺れてる。

そんな状況で、ガラクタ大好きちーちゃんが

そそられないわけがない。



何考えてるかスッケスケの顔。



察したまーちゃんに頭掴まれる。



ならば、とまーちゃんの背後にまわる。



あかん!

狙い定めてる!



まーちゃんうしろうしろ!(志村うしろうしろ!)



ナイスデフェンス。



被害は最小限。

駆け上がられたまーちゃんの背中につめが刺さった程度ですんだ。

「あいつだけはいつでもつめ切っとけ!」

って、切ってますよう~。

みんなが1回切る間にあいつは2回切られてますよう~。





ぼくはあきらめない。



諦めてくださいお願いします。



どうにもこうにも猫の気持ちをそそるようにできてるのか、



ちーほどバカはしないけど、あじくんも興味津々。

これは、ほかの猫が慣れるまではディフェンス頑張るしかないかもなあ。

まーちゃんはもう 「ディフェンスに定評のある池上」 目指しとけ。


 

 

 


輸液終了。

時間にして、約15分。

おそろしいほどおりこうさんでした。

ってか、ぴっくん、背中に輸液入れてたの、

気づいてる?


 

 

 
次回病院で、自宅で皮下輸液の回数を増やしたいと相談してみよう。