2階猫部屋は順調にねこもり家猫社会になじみ始めている。
おいしいゴハンとはなベッドとはな本体で釣っている感は否めないが、なんでもキッカケだ。
まずは「2階になんか面白そうな場所がある」と認識だけでもしてもらえれば御の字だ。


どの子もまんべんなく遊びには来るが、今のメイン住人は、3人。
はなと一緒に寝起きするうーちゃん。
そもそも2階が根城まめ。
新しいもの大好きちー。


何より分けたかった3人がこんなところで三つ巴。


ちーにはさすらいのスナフキンごっこでもしてもらって、1階まめ2階うーで住み分けるつもりが大誤算。
スナフキン全然さすらわないし、ベッド挟んで下にまめ上にうーとか、なにそれどんな緊張感。


共存の道はどこにあるのか。
もとい存在してるのか。
今はまだ、影さえ見えません。


只今ほどよく丑三つってる深夜。
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入り口右の箪笥で爆睡してるちー。
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なんでそうなった。


王様の椅子から一部始終を見てた母ライライが叫ぶ。
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あの子の、運命の子としての真の力が目覚めたのね。


寝相の悪さか?
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・・・ま、そんなとこ。


母は今日、邪魔されずに寝れることをこっそり喜んでたりもする。


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もりもり尻で押し出したのがよくわかる。
猫の体重からしたらそんなに軽いものじゃなかろうに大したものだ。


なので、
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戻してみた。


中の坊主がびっくりしてこっち見た。
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なにするの!
ぼくはさまれちゃってるでしょ!


YES。ちーサンド。
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まったくもう。
こんなのおもくてあつくてくるしくて・・・
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・・・。
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・・・。
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わりといい。


よかったね。


しばらくサンドイッチの具を満喫した後、
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もうねるからでる。


わかったよ。
自分で出る気がないのもわかったよ。
ワキを持ってずるりとひきだしてさしあげる。
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ふかふか。
すごくふかふか。
したがとってもやわらかい。


シッポがとても喜んでる。
さっきまでその3分の1以下の布団量で寝てた猫の衝撃。
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瞬殺。
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今日も一つ賢くなった猫。
明日には忘れて、おやすみなさい。