末っ子って可愛い。
年の離れた末っ子ならなおさら。
何したってまあいいかと許してしまいがちになる。


でも、そんな感情にすっかり負けてきた結果。
できあがったのは、とんでもモンスター。
「ぼくのルールがせかいのルール」MATUKKOちーちゃん。


今日は、こっちゃんが乗ってるキャットタワーがなんだか良さそうに見えた末っ子。
「ちょうだい」
「かして」
「かわってください」
をすっ飛ばし、
003
「ねえここぼくのばしょじゃない?」を発動。


004
どかないならぶつ!


問答無用の実力行使。
これを暴君と言わずしてなんと言う。


でも。
こっちゃんはちーより10年長く生きてる。
人間で言えば還暦越え。
その程度ではビクともしない。
007
オイラが先にいたでしょぉ!
008
・・・。
009
・・・。
012
いたでしょぉ!


ちーちゃん、圧倒されてるのが下がるお手手でよくわかる。
013
でも、譲れない。
ここはオイラの、ぼくの場所!


016
がしっ。
017
ボグッ。
018
耳ビーン。


坊主手ごたえばっちり。
でも、


「・・・坊主、やりすぎてしまったようだな。
 この私を本気にさせた。」


こっちゃん覚醒。
遅咲きの茶毛。
そろそろあいつも世間の厳しさを知る頃だ。
やりすぎ坊主に正義の鉄槌、今くだる!


020
ポカポカ。
ちょ・・・!
やめっ・・・!
023
次はオイラでしょぉ!
024
ス・・・。
025
手をあげるだけで相手を制御できる坊主と、もうやめて欲しい感満載の爺。


見てるはなも心が痛むまさかの一方的展開。
世界は暴君を許すの!?
こっちゃんにもう活路はないの!?
027
にょーーーー!!


火事場のバカ力。
窮鼠猫を噛む。
イタチの最後っ屁。
炸裂するは魂の叫び。
028
固まるちーちゃんドン引き中。
029
そして撤収。
こっちゃん、戦い方はどうあれ無事居場所を死守。
おめでとう。


036
中盤がひっくり返った勝者と敗者。
035
いきなり余裕かましだすこっちゃんと、
034
おさまらない末っ子ちー。
042
なんだかんだ言ってもあいつは子供。
まだまだオイラは越えられないみたいだねぇ。


途中超えてた瞬間あったけどな。


かたやちーちゃん、
038
おさまらない気持ちは爪とぎで解消。


なんだようなんだよう。
ばりばりばりばり。
ぼくいちばんうえにのりたかっただけなのに。
ばりばりばりばり。
ちょっとかしてくれたらいいだけなのに。
ばりばりばりチラ。
040
あいてた。


びっくり。