好きなことしかしないはなを背負って。
わがまましか言わない9匹を食わせて。
苦労の絶えないまーちゃん、今年42歳。
一応後厄。
そらもう年々白髪も増える。


たまに、大事なおこづかいから値段重視でヘアカラーを購入して白髪染め。
剛毛の宿命で全然染まらないので、放置時間は長めに設定。
よーく流して、タオルドライして、ドライヤーを使う手間を省いてリビングに戻ってきて、
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ルナ様に気付かれる。
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ふおおおお。


シャンプーの香り際立つ洗い立ての髪が好物のルナ様。
そこにヘアカラーがプラスされたなんて言ったら、どんだけ離れていようがちゃんと気づいて走ってみえる。
ルナ様を狂わす三種の神器、またたび、シャンプー、ヘアカラー。
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くんくんくんくん。
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ぬりぬりぬりぬり。
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ズボ。
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埋まる幸せ。
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出る幸せ。
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すごく幸せ。
これ好き超好きだーい好き。


ご満悦。


ルナ様が愛してるのは、濡れた髪の
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においと、
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肌触り。
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そらもう、こんな顔になっちゃうほど止まらないLOVE。


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うふうふうふうふ。
次はどーしてくれよっかなー。


考えてる間も楽しいルナ様。
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あたま!
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おしり!
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うー、
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やー!


・・・。


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↑さすがに自分でも何がしたかったのかわからない。


楽しい時間はあっという間に過ぎる。
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そろそろ終わりにしてもらえるかな?
いい加減うっとおしくなったまーちゃんから祭り終了知らせが届く。
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そっかー。
しょうがないよねー。
アタシわかったー。
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まだまだやりたりないけど、納得したおりこうルナ様。
ゆっくり伸びて、はしゃぎ疲れた体を休める。


それを見たまーちゃんも安心して、起こしてた体をまた倒した。
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なぁんてウッソー!


無防備背中にルナ様突撃。
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やめないんだからやめないんだから!
まだまだアタシ楽しむのー!
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ガッ。(怒


ぎゃ。(汗


祭り終了の鐘の音が、説教開始のゴングになる。