今日は、腎臓病のぴっくんの通院日。

前回通院は9日前。

だいぶ通院の間隔があいてきた。


 

 
今回は、前回血液検査から1か月がたっているということで、今日は皮下輸液の前に採血&検査。

長いことゴハンを食べれずにぐずついたが、口内炎の注射をうってから、すこぶる調子のいいぴっくん。

カリカリを食べれるようになって、強制給仕もゴチソウ缶詰もなしでこの9日間を過ごした。

結果、体重は100g増加。

自力でこれだけ食べれてるなら問題ナシ。

毛並みもピッカピカ。



血液検査の結果も、悪いなりに少し数値がよくなっていた。

BUN(尿素窒素)は28.9で正常値内だし、Cre(クレアチニン)も、前回2.3だったのが1.8に。

Creは正常値が0.9~1.4なので、オーバーはオーバーだが、ちょっとでも数値が改善されたのはいい傾向。



数値と状態だけ見るなら、皮下輸液を1週間に1回にしてもいいと先生は言う。

今、ぴっくんは2日おきに1回なので、かなりの飛躍だ。

でも、ぴっくんは一度それで体調を崩してるのでそうするのは怖い、とも言われた。

なので、1日ずつ伸ばしてみることに。

まず、3日おきにチャレンジ。



ぴっくんがぶっ倒れた時には「1週間おきになる未来なんて全く見えん」と思ってたけれど、予想以上にぴっくんはがつがつ生きてる。

もしかして、そんな未来もくるかもなあ、と思った。





ツヤツヤピカピカのぴっくん。

いつもの通院だと思ったら、血液検査のせいで1本多く刺されて不満げ。

一矢報いたい気持ち。



だからぼくは



ここで寝るのだ。



↑ココ。



邪魔だわー。

めっちゃ通り道だわー。

だけど。

だからこそ、そんなとこで寝てたら

トンボくわえたちーに踏まれるだけだと思うよ。



・・・あいつがいたか。



ダッシュ中にするあいつのジャンプは、よけるためではなく加速して踏むためのものだから。

お気を付けあそばして。


 

 

 
そして。

今日の通院にはもうひとり仲間がいた。



白黒デブ猫ごまたん。



2日くらい前から、はなはごまに感じる違和感の正体を考えていた。



ごまも10歳。

高齢になった猫の不調はとにかくわかりにくい。

もともと寝てばかりだし、食事も1回でたくさん食べれなくなるからちょっとずつ何回も食べるし。

ずーっとごまを気にかけて、確かに少し食べが悪いか?と思って、やっと気づいた。



ごま、痩せてね?



今年の春の写真がコレ。↓











絶対、痩せてね?


 

 
「痩せた気がする」という理由だけで診察。

体重を測ると、6.2キロ

これだけ聞くとぽっちゃりさんだが、ごまたん今年の春の体重7.5キロ

ちなみに、去年のこの時期は8キロオーバー



やっぱりめちゃめちゃ痩せてた。

・・・ごめん、全然わかんなかった。



柔らかい皮膚でふかふかした手触りのごまは、見た目が本体以上にふっくらして見える。

ちゃんと探るつもりで触ったら、ぽよぽよの皮膚の下のぽよぽよの脂身がなくなってるのがわかった。



ごまボディ、難易度超高え。



血液検査の結果は異状なし。

心配された腎臓の数値も正常値。

体中見て触ってわかったのは、口内炎がひどく、口臭もでてるということ。

口の中、真っ赤になってた。

脱水症状もでてないので、水は飲んでたり多少はゴハンも口にしたりはしてたのかもしれないけど、痛くて必要な量を食べることはできてなかったらしい。

ゴハンや水に口つけてた時点で、食べてると判断してたはなが甘かった。

食べたかっただけで食べれてはなかった。

ごまたん、気づかなくてごめんね。



治療は、この間ぴっくんがやった口内炎の注射。

採血ですでに心折れてたところに、注射3本。

尻にプスプス。

来る時あんなに入りたくないとゴネたキャリーに、ダッシュで飛び込んでた。

注射の効き目が2週間なので、ごまたん次のぴっくんの通院もご一緒すること決定。



あと、ごまたんは軽度の白内障になってることが判明。

光の加減によっては、はなの肉眼でもごまの黒目に薄い白い膜がかかったようになってるのがわかる。

ただ、手術という選択肢が出るのは若い子だけで、ごまたんくらいの年齢だと、目の様子がおかしくなってきたら治療、というスタンスになるそうだ。



・目をしぱしぱさせる

・緑色の目やにを出す

・まぶた裏の眼球の白目部分が赤くなっている



こういう症状が出たら、要病院。

目薬等の治療が必要になるらしい。


 

 

 
帰宅後。

晩御飯にカリカリを出して見ていると。



ごまもみんなと一緒に集まってきて、口はつけるが、そこまで。

ほとんど口にすることなく離脱。

1歩後ろに下がり、食べているみんなの様子を見ている。



お腹はすいてるけれど、固形物はもう無理か。

ならば、ぴっくん用に大量に買った(ら、ぴっくんカリカリ食べれるようになって行き場のない)缶詰倉庫から、



15歳からの健康缶 とろとろペースト ささみ。



完全なペースト状態で、マヨネーズより少し柔らかいくらいの液体。

これは旧商品なので一般食だけど、新しい健康缶シリーズは総合栄養食になっている。





食べた。



量は大さじ1杯程度。

でも、明日には痛み止めもきいてくるだろうから、とりあえずはゼロじゃなければOK。

明日は明日でまた違う味の新しい缶詰開けてあげるよ。

だから、この残りは、



ぼくにまかせろ。



自分にもまかせるッス。



オイラがきたから大丈夫。



うちは食材が無駄にならない家。


 

 

 
まーちゃんが帰ってきたら、



さっそくチクリ入れるごま。



今日やなことされた。



あいつに。



はなに向けられる目が冷たい。



反対側から、



うーが定位置にむかう。



今日もココはスバラシイ。



ハーレム完成。



はなもまじりたいな。



寛いでるごまに



手を伸ばす。



引っ込められる。涙





あいつ触ろうとしてきたよ。



チクリン発動。



よしよし。

怖かったね。



まーちゃん今優越感ハンパない。



どうせ明日にゃ元通りだ。

短い天下をせいぜい楽しむんだなコノヤロウ。

くっ、悔しいわけじゃないんだからねっ!