いらない敷き布団といらない掛け布団といるひざ掛けを置いてから、人気大爆発のFITSケース上。
フッカフカで暖かくて邪魔がこない(ちーは好きじゃない)とあって、熟睡するのに最高。
横にいるのが気の合う相手ならなお最高。


今日のお客は、
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ごまたんとれんね嬢。
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実は仲良し。
ねこもり家で3人きりの、血を分けた兄弟がいないひとりもの。


そして
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後ろにこっちゃん。
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しれっと仲間入り。
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と見せかけただけ。
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ふたりとこっちゃんの間に横たわるひざ掛けの山。
越えられない高さじゃないのに、何かをしっかり隔ててる。


でも、こっちゃん考えた。
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オイラもあの輪に入りたい。
くっついてヌクヌクして眠りたい。
だからオイラいってきます!
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力技。


ひざ掛けの山ももろともせず。
物理的距離もなんのその。
入れてくれないなら勝手にまざる、これで仲間な俺ルール。


こっちゃん、ハート超強え。


でも、
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凍える視線が突き刺さる。


はなには聞こえる。
 「ちょっとなんかまざろうとしてなぁい?」
 「えー嘘ー意味わかんなぁい」
 「空気読めって感じぃ」
 「MK5でKYなYDK」
女の世界の裏の闇が!(片方オカマ)
…YDK?やればできる子。


ちょっと!
ふたりともどうして意地悪するの!
そんなことされたら、いくらこっちゃんだって
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気にしてない。
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れんねに触れてる、これで十分仲間入り。
この不自然な体勢に違和感ひとつ覚えない。


こっちゃん、ハート超強え。


でもそのポジティブさは、多分絶対なんか違う。