口内炎に食道拡張症に腸炎に悪性リンパ腫。
病気の宝庫みたいになっているごまたんは、最近少し元気だ。


徹底した吐き気止めと腸を動かす作戦のおかげか、体がだいぶ楽なようで。
空腹を感じてゴハンを要求することさえするようになった。
悪いなりにいい状態に入れたのかもしれない。


ならば。
はなは考える。
リスクは承知。
それでも叶えたい希望、
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ごまたん、まぐろ食おうぜ。


大好きで大好きで、ごまが恋い焦がれてやまないまぐろ。
肝リピドーシスをやってからこっち、食べたそうにはするもののまともに口にはできなかった。


それでも「食べさせてやりたい」
願いをこめて、ゆけキハダくん!
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うま。
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うま!
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ぼくまぐろ
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大好きぃー!
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誰にも渡さない。


取らないからゆっくり食べなさい。


大きなお口でまぐろをしっかり味わうごまたん。
おいしいと思ってるのがよくわかる。


出された瞬間目の色が変わった。
食べたかったよね。
我慢してたよね。
いっぱい食べなね。
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…お残り、なさそうね。


そうだね。
でも今日は譲ってあげてね。
優しいふたり。
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…ワシやだ。


性悪爺は黙ってろ。


だけど。
全く治っていないは食道拡張症。
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嘔吐。
未消化のまぐろが、食べた分だけ吐き出された。


しょうがない。
飲み込んで胃に入れるだけの力がごまの食道には戻らなかった。
つるりとしたお刺身ならと思ったけど、やっぱり現実はそんなに甘くなかった。


落ち込んだはな。
当のごまたんは、
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出ちゃったからまた食べる。


しれっと2ndチャレンジ突入。


食い意地ならまかせとけ。
漢ごまたん本領発揮。
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でも吐く。
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だが食べる。
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うぷってなる。
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だが食べる。
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やっぱり吐く。
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だが食べる。
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このおいしさは誰にも止められない!


結局、
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食べた分はすべて出して終了。


過激なダイエットみたいになっちゃったけど、噛んで味わって飲み込むことはできたはず。
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胃ろうチューブは食べてないのに満腹になるのが不思議だれけれど。
今回は、食べてもお腹にたまらないから満腹にならなくて不思議なごまたん。


何がどうなのかよくわからないけど、おいしかったのは間違いない。


残ったまぐろは、
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じっと待ってたあじくんと
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文句たれまくりのうーちゃんにおすそ分け。
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くー!
うまいのー!


性悪爺には過ぎたるおやつ。


お腹には落ちなかったけれど、少しは満足できたかな。
食道もリンパ腫も腸炎も、たぶんよくなることはないのでこんな風にしかできなかったけれど。
口にできたということは、人間側の自己満足だけど嬉しかった。


少しおセンチになりながら。
ふとあじくんに目をやれば、
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母さん、事件ッス!
自分、強盗にあってるッス!
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ごまたん再度返り咲き。
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なんぴとたりとも、ぼくのまぐろはゆずらない…!


どうやらこちらの予想を超える満足度だったごまたん。
おいしくてうれしくて、どれだけ食べてもまだまだ食べれた。(吐いてるからな)
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物足りない。
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食べたりない。


空のお皿をじっと見つめる。


また買ってきますから許してください。
こんな状態でもごまたんはまだまだごまたんでごまたん。