猫部屋で使っていたキャットタワーに限界が来た。
それほど年数がたっていたわけではなかったけれど、この数の猫で使い倒すとあっというまに寿命到来。
つなぎ目は傾き、爪とぎは毛羽立ち、駆け上るつっくんの動きでいつ倒壊してもおかしくない状態だった。


迷う余地はなく、キャットタワーはひとつずつばらして処分。
やんちゃ坊主とおてんば娘と灰毛の悪魔がいるので、安全性は必要以上に重要視。


新たな爪とぎは、少し迷った結果、

爪とぎのみの大きな柱を買ってみた。


何年もカットタワーにお世話になってきたから、その有用性は痛いほどわかる。
でも、キャットタワーはとにかくく場所をとる。
1階リビングにもひとつあるけれど、2階猫部屋の狭さとは比べようもない。


それに、キャットタワーは爪とぎはおまけで、メインは上下運動だ。
上下運動ができる場の揃っている2階猫部屋ではその機能は必要ない。
必要なのは高性能かつ魅力的な爪とぎだ。


爪とぎに特化したものを、と探した結果、

素敵にそそるスタンド型爪とぎを買ってみた。

組み立ては簡単。
ねじをはめてまわすだけ。
しっかりしめると、太さもあってか安定感が半端ない。

といでよし。

乗ってよし。

といでよし。

乗ってよし。


一瞬で気に入る高性能。


置き場所は、部屋に入って一番奥。
メタルラックの少し脇。


ちょうど飛ぶのがきつかった場所で、

背の低いメロリンの足場としても大活躍。


爪とぎというのは、猫にとって精神安定の意味も持つ。
ぱっと思い浮かべても、けんかっ早いとか性格悪いとかチキンだとか残念だとか。
ねこもり家、是非とも安定していただきたい猫だらけ。
綺麗に爪が丸くなってれば、心も丸く世界も丸く起こる喧嘩も丸い肉球でポフポフするのみ。
心置きなく爪をといで、なんとか平和な日々を過ごしたい。


はなの優しさジャッジで、

倍率が下がりますよう同じスタンド型をもうひとつ。

コーナー用を買ってみた。

組み立て方はほぼ一緒。
本体の背面が直角に折れ曲がり部屋の隅にジャストフィットする設計。


これがまさかの、

縦型隙間にどんぴしゃり。


ちょっときつめがなおいい感じ。
ぎゅうと入れたらずれることもない。

爺も

大興奮。

ごまたんも通りすがりにバリってく。


これで完成イカス爪とぎパラダイス。
目一杯バリバリバリバリやっちゃってくださいな。


特に、

そこのミソ少な目コンビ。


お兄ちゃんお姉ちゃん猫に、叩いたり殴ったり追いかけたり襲ったり。
そんなことばっかりしてるふたりは、みっちりしっかりといで行って。
つねに弱体化目指しといて。


さあ、やりたい放題どうぞ。













やれよ。


爪とぎ必須のおバカさんに限って爪とぎ全然好きじゃない事実。
さらに爪切りも嫌いなおまけ付きに、減らないはなの苦労が泣ける。