ある意味、三毛。

瞳は青。



手はパンダ。

肉球もパンダ。



れんは、ホームセンターの業務用のゴミ捨て場に捨てられていた。

猫の声がすると、探してくれたスタッフが、ダンボールの重なった隙間から発見した。



生後数日。

目も開いてない状態のれんは、200gしかなかった。



ホームセンターでは、保健所に持っていくという対処しかできないため、

そこで働いていた知り合いからどうにかならないかと連絡がきた。

その頃の我が家は、白猫のうーともも、茶トラ猫のぴっくんとこっちゃんの4匹が先住でいた。

5分だけ迷って、すぐに引き取りに向かった。



虫かごに入ったれんを受け取り、病院に直行した。

あまりの小ささに

「育たないかもしれないよ」

と言われた。

人生初の「育児」のスタートだった。



はながすんでるところが田舎だからだったのかもしれないが、

当時、動物用の哺乳瓶なんて売ってなかった。

病院で針のない注射器をもらい、それでミルクを与えた。

れんは、幸いなことに、小さくてのみだらけだったけど恐ろしく元気で、

こちらの手際の悪さを、持ち前の生命力でカバーしてくれた。



れんがきた時には、初めての子猫にはなと同様びっくりしきりだった4匹も、

若くて柔軟だったせいかすぐ慣れた。

うーに至っては、親のようにれんの面倒をみるようにもなった。

(まあ、今はそんな面影もなく、すっかり他人になっちゃったけど)



本当に小さい頃に拾われて、人の手でミルクやトイレをしてもらって育ったせいと、

当時、オス4匹の後にきたたった1匹の女の子ということで、それはもう可愛がったせいなのと、

本人の持って生まれた性格とが素敵なハーモニーを奏でた結果。

れんは今、立派なわがまま女王様になっている。



愛しているのは、お客様とちくわ。

お客様はガードが甘いから。

ちくわはうまいから。













割と幸せにしてるんじゃないかなと、してたらいいなと、勝手に思ってる。


 

 

 
なんて女王の貫禄。