はなの趣味は、
猫のお尻を嗅ぐことです。

 

 
これは実に奥の深い世界を持つ,まさに“道”である。
日本古来の柔道剣道茶道華道、道を究めし武芸と肩を並べるのではないかと思うほどのその深さは、
“臭くない尻が正解ではない”ところによく表れている。

 
最高の賛辞は「香ばしい」。
最低の評価は「やりたてだった」。

 
猫1匹1匹が持つ、それぞれの独特なニオイを色濃く放つお尻。
アクセントがくっついていることも多々ある箇所だが、乾いているなら問題ない。
そのまま、香ばしい不思議な世界に引き込まれること間違いなし。

 
机の上やベットの上で、すり寄りながらこちらにお尻を向けてくる猫を捕まえて嗅ぐ。
上級者になってくると、その気のない猫を捕まえて嗅がせてもらうこともしばしば。
おかげで、我が家はお尻の異常感知率めっちゃ高い。 

 
もちろんその代りに失くしてるものは、
人としての尊厳だったりするけど。

 

 

 
もともとニオイフェチのはなが、猫のお尻に目覚めたきっかけは、猫の生体情報だった。

 
猫同士がお尻を嗅ぎ合うあの仕草。
うちは多頭飼いなのでそりゃもう頻繁にみるのだけれど、挨拶であるあの行動は、
「目上の者が目下の者の尻のニオイを嗅ぐ」という説があるらしい。

 
それを知った時、はなは超ひらめいた。
はなが尻嗅げば目上の者になれんじゃね?

 
それからというもの。
はなは、
 自分の尻はけして嗅がせてはならぬ。
 猫の尻はできるだけ嗅いでいくべし。
を全力で実践した。

 
来る日も来る日も猫の尻を嗅ぎ、来る日も来る日も我が尻を守った。
時にはやりたての尻に当たってしまい心折れる日もあったが、やがてそれにも慣れていく。(待て)
そして。
多くの経験をつみ、何事にも動じなくなったころ。
はなはようやく、
尻嗅ぎ士としての地位を確立した。

 

 

 
そんな最高の褒美である猫の尻。
そんな猫の尻を、我が家で唯一“嗅ぐ権利”を持たぬ者。

 
10人兄弟の末っ子、ちー。

 
目上の者しかいないちーに嗅げる尻はなし。
なのに、
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がっつりいく。

 
こいつも無類の尻嗅ぎ士。
兄ちゃん姉ちゃん猫のお尻のニオイ大好き。
すごいのは、嗅がれる兄ちゃん姉ちゃん猫が飛び上がって驚くほど鼻を突っ込むその嗅ぎ方
尻表面だけではなく、ちょっとメリこんでいく。
それくらい強引にいかないと嗅がせてもらえない、というのもある。

 
今回嗅いだライライのお尻は
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なかなかのくささ。
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かおまでくさい。

 

 
いつか「やりたて」の尻にあたって大参事になる、に100万ぺリカ。