猫が10匹いると、居場所の取り合いの喧嘩も多くなる。



しかし。

たとえ、全く同じ猫ベッドを10個用意しても、何故か取り合いになるのが猫。

空いてるベッドがあっても、今そいつが入ってるベッドが欲しいのが猫。

よかれと思った飼い主の思惑どおりになんて絶対いかないのが猫。



世の中の“猫ベッド”という商品を買うときは、猫が喜ぶかもなんて思って買ってはいけない。

猫ベッドに入った姿を見れることがあったら自分が嬉しいと思って買うべきものである。



ほとんど新品の猫ベッドを、いつか気に入るかもと捨てられずにいたら。

誰かが盛大にゲロを吐いてくれて、これは千載一遇のチャンスとばかりに捨てられた時。



自分でも何かが間違っていると思った。


 

 

 
出しっぱなしの猫ケージの上に、

ボロ毛布

ボロフリース

ママン手作りクッション

を乗せた、我が家の大人気ポジション。



寛いでいるあじくんと、寛ぎたいぴっくん。



舐めて差し上げる。



ありがとうな気持ち。



更に舐めて差し上げる。



更に更に舐めて差し上げる。



更に更に更に舐めて差し上げる。



そろそろ透けるは下心





・・・どく気はない、と。



ここで空気の読める女動く。





完璧。



でも。



なにか言いたげ。



ぴっくんの顔が怖いんですけど。



怖い。



怖い。



怖いって。



そんでちょっと・・・



陣地、侵略されてる。


 

 

 
あとは自分で頑張れ。(はな逃亡